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栄養部

フロア案内

更新:平成30年2月27日

部長
遠藤 陽子資格:がん病態栄養専門管理栄養士

栄養部は中央協力部門に属し、栄養の面から疾病の治療や予防に必要なケアを行っています。下記に示すとおり栄養指導部門と食事管理部門の2部門で構成されており、食事管理部門では患者さんの病態や栄養状態を適切に評価し、目的にかなう食事を提供しています。栄養指導部門では、とくに食事療法が治療に欠かせない疾病について治療食の必要性やがんや低栄養の患者さんにも食事療法を継続しやすい方法を患者さんに適した形でアドバイスしています。

特徴・特色

食事管理

病態や栄養状態に応じた食事が選択できるよう、成分別特別治療食基準を採用しています。
個人の栄養ケアを重視した食事を提供しています。
日常の食事時間に近づけて配膳し、また温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくお届けできる保温保冷配膳車を使用しています。
季節の行事に合わせたお食事を提供しています。

食事の種類

≪一般治療食≫
常食(選択メニュー対応)・全粥食・五分粥食・三分粥食・流動食、幼児食A.B・幼児全粥食・幼児五分粥食・幼児流動食、串食・やわらか食A.B・無味食・嚥下調整食1.2.3.4、ミキサー食・調乳・離乳食・授乳食・なごみ食
≪特別治療食≫
●エネルギーコントロール食
(成人)E12~E20
●たんぱく質エネルギーコントロール食
(成人)PE30~PE70  エネルギー200kcalきざみ
●その他
脂質コントロール食(成人)F20・F40
易消化食(胃術後)・易消化食(たんぱく質コントロール)・易消化食(脂質コントロール)・濃厚流動食・外来腹膜透析食・外来血液透析食・注腸食・低ヨード食・外来エネルギーコントロール食

献立について

通常献立

サイクル献立を基本とした夏献立・冬献立を提供

1週間分の献立の献立表を各病棟に掲示しています。

常食献立表

クリックしていただくとご覧いただけます。

行事食献立

旬の野菜と時季に合わせ、メッセージカードと共に提供する行事食(2~3回/月)

季節の行事食

季節の食事に合わせたお食事を提供しています。

1月 2月 3月
4月 5月 6月
7月 8月 9月
10月 11月 12月

管理栄養士アレンジ献立

若手栄養士を中心に通常献立からアレンジした献立を提供


  • なごみ食

  • 幼児食

  • エネルギーコントロール食

食事の満足度向上のために年2回喫食量調査を行い、喫食量の低い献立は改善するように努めています。またここ最近では、栄養部全職員を対象として行われている『レシピコンテスト』で上位入選した献立を取り入れるようにしています。先日第5回レシピコンテストを開催したので、次回の新しいレシピ導入まで少しお待ちください!

食事の種類・・・約200食種
嗜好やアレルギー対応等、個別対応も行っております。

食事提供までの流れ

食品管理

食材の発注、納品、検収、在庫管理を行っています。

調理・配膳

食材の仕込みを行い、主菜・副菜の担当を決めて調理しています。お料理はベルトコンベアにて盛り付け、中央配膳方式で専用エレベーターによる配膳を行っています。

配膳時刻
【朝食】8時
【昼食】12時
【夕食】18時

衛生管理

服装チェック、食品の温度チェック、異物混入チェック、消毒薬点検など毎日行っています。

栄養指導

毎日個人指導枠を設けていますので、いつでも受けることができます。

病棟訪問(専門担当制)

当院では患者さんが入院されると病室へ伺い、栄養管理を行っています。栄養管理がとくに必要な病棟においては管理栄養士を配置しています。担当診療科は糖尿病・代謝・内分泌内科、肝・胆・膵内科、腎臓内科、食道・胃腸内科、消化器外科、小児科、循環器内科、脳卒中科、形成外科・美容外科、呼吸器内科です。各科においてカンファレンスやミーティングを行い、より良い栄養管理が行えるようチーム医療を行っています。

随時対応

栄養部/下記以外の診療科

専任の管理栄養士が担当している診療科・チーム

≪NSTとは?≫栄養サポートチーム(Nutritional Support Team)の略

栄養部資格・認定について

専門・認定資格 人数  
NST専門療法士 4 『NST』とは、「Nutrition Support Team」の略で、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士など、各専門のスタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い、患者さんに最良の方法で栄養支援をするチームです。その中の、専従管理栄養士として、サポート対象患者さん個々に適切な栄養量を食事、経腸栄養剤、輸液等を含めて提案します。栄養は、生命の根源であり、正しい栄養管理は病気の治療のみならず、予防医学にも大きな意味合いを持っています。患者さんのQOL向上と栄養改善が病状の改善に結び付くと考えNST活動を行っています。
がん病態栄養専門管理栄養士 1 がん病態栄養専門管理栄養士とは、がん患者の疾病や治療に伴う影響、精神的な苦痛等における栄養管理を、がんに関する高度な知識と専門技術により、がんに対する予防・治療・ケアに食と栄養の面からサポートします。さまざまながんに関する食事・栄養管理を行っており、食べることは、楽しみであり生きることです。治療を乗り越えていくために栄養管理は不可欠です。がんの影響で、食べることが難しい方でも、少しでも美味しく、楽しく食べて頂くお手伝いをさせて頂きたいと思います。 
糖尿病病態栄養専門管理栄養士 1 糖尿病に関する広い知識と技能を備え国民の健康増進に貢献する専門管理栄養士です。高度な専門的、技術を活かして、糖尿病患者さんの病態を把握し、栄養状態をアセスメントし、他の医療職種と連携をとりよりよいチーム医療と適切な栄養管理を提案します。家庭・地域・医療および介護福祉等と適切な情報交換を行い、日々の食事のアドバイス、栄養管理のスムーズな連携を図ります。最新の栄養情報をもとに合併症や加齢など糖尿病治療がより効果的に行える糖尿病食事療法のサポートを行います。
病態栄養認定管理栄養士 3 病態栄養認定管理栄養士は生活習慣病の管理・予防のみならず栄養サポートチームの構成員として臨床におけるよりよい栄養管理を行うために、専門的知識および技術を有し、臨床における栄養状態の評価、栄養補給、栄養教育などを行います。医療チームに参画し、患者の栄養指導・栄養管理を的確に行いサポートします。
糖尿病療養指導士 5 CDEJ (日本糖尿病療養指導士)とは、糖尿病治療にもっとも大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフです。高度でかつ幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援します。糖尿病患者の療養指導は糖尿病の治療そのものであるとする立場から、糖尿病治療の要である食事療法を管理し、患者さんのライフスタイルを探り、エネルギーや血糖値のコントロールを栄養面からサポートします。

他にTNT-D、おかやま糖尿病サポーターなどの資格を持った管理栄養士もいます

実習生の受入れと教育

主に川崎医療福祉大学 臨床栄養科学生の臨地実習を受け入れています。

実習では自作献立を作成することがあります。
平成29年度はエネルギー控えめ、食塩控えめの節分の献立です。
・イワシと豆腐のハンバーグ
・大豆のサラダ
・けんちん汁
・節分ロールケーキ

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目的

病院、福祉、教育機関、および地域における栄養ケアとそのマネージメントの方法について、学内での基礎実習と臨地における実際を経験して、さまざまな職域における管理栄養士に必要な知識や技能を修得させます。

実習方法

実習項目に従い、科目担当教員および実習担当者の指導のもとにグループ別に行います。

実習期間

実習期間は第3学年秋学期を中心とした20週間です。

実習科目

臨床栄養学実習 食道・胃腸疾患、消化器術後、肝・胆・膵疾患、糖尿病
病態栄養管理実習 循環器・呼吸器疾患、腎臓・高血圧疾患
福祉栄養学実習 障害者、高齢期、在宅栄養
健康管理実習 健康増進、人間ドック、妊産婦外来患者栄養指導、乳児健診
公衆栄養学実習 地域や職域における栄養関連サービス、栄養関連マネージメント
給食管理学実習 給食経営管理、栄養管理、治療食調理、衛生管理・人事管理

また、他大学の実習生や卒後教育の研修も受け入れています。

栄養指導

(1)個人指導

患者さん一人ひとりの生活スタイルや食習慣に合わせた食事についてアドバイスいたします。
医師、看護師、管理栄養士のチームによる糖尿病透析予防も行っています。

種類 曜日 時間帯 場所
個人指導
外来 月曜日~土曜日 9:00~17:00
(土曜日午前中のみ)
10階栄養指導室
但し、歩行不能の場合は病棟で実施
入院
糖尿病透析予防指導(当院の糖尿病・代謝・内分泌内科受診者のみ)
乳児健診
外来 ・火曜日
・金曜日
13:30~15:00
10:00~12:00
小児医療センター外来

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(2)集団指導

  • 疾患に対する知識や治療の基本について、医師、看護師、管理栄養士がチームを組みお話しています。
  • 昼食にヘルシー食を試食体験できる食事会も行っています。(火・金曜日 11時30分~13時:予約制)

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詳しくは糖尿病・代謝・内分泌内科外来及び管理栄養士にお尋ねください。

(3)入院患者栄養指導

食事療法の必要な患者さんの病室を訪問し、食事内容の説明や、食事に関する要望などをお尋ねします。

(4)栄養ケア

入院後数日の間に病室に伺い、栄養状態を確認させていただきます。

病状により食事量の低下した場合や栄養状態が不良の場合などには身体測定や血液検査データ等から栄養評価を行い、患者さんに適切な栄養補給法を医療チームで検討しています。

実績

平成28(2016)年度

①食事喫食数 常食 70,018人
全粥 17,695人
治療食 61,009人
濃厚流動食 16,798人
その他 33,982人
総数 199,502人
②栄養指導 総数 9,291件

詳細は年報をご覧ください。