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産婦人科

フロア案内
  • ≪外来≫女性医療センター外来 3階(32)
  • ≪病棟≫女性医療センター病棟 12階
川崎医科大学 産婦人科学1教室

更新:平成29年11月1日

科のモットー
1.患者さんに満足していただける医療を目指しています。
2.常に最先端の情報と技術を取り入れることを目指し、高度な医療技術を提供します。
3.教育病院として治療法の適応は厳格に行い、個々の医師による独断的な治療は行いません。
4.患者さんとのコミュニケーションを重要視します。
5.大学病院といえども24時間体制で医療サービスを行います。
6.各分野の専門資格を有する医師が、最高水準のエビデンスに基づいて医療を行います。
婦人科悪性腫瘍

子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がん、絨毛がん、外陰がん、腟がんなどの最新技術と治験を取り入れた集学的な診断治療、子宮体がんに対する腹腔鏡手術、妊孕能温存法(妊娠する能力を残すこと)を重視した治療

婦人科良性腫瘍および類腫瘍性病変

子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの適切な治療選択

周産期異常

妊娠高血圧症候群などハイリスク妊娠、糖尿病、心疾患など各種合併症妊娠の取り扱いを24時間態勢で対応、先天性風疹症候群についての相談

産婦人科救急疾患

子宮外妊娠、産科ショックなど24時間態勢で対応

産婦人科感染症

付属器炎、外陰炎、腟炎、骨盤腹膜炎、性感染症(STD)など

内分泌疾患

不妊症、月経異常、性分化異常、性器の形態異常など

中・高年婦人の健康管理

更年期障害、婦人科心身症、骨粗鬆症、尿失禁、性器脱など、補完代替医療(漢方治療など)を導入した患者にやさしい医療

診療部長・責任者

下屋 浩一郎
部長(教授) 下屋 浩一郎 Kouichirou Shimoya
専門分野 周産期、不妊、不育症、生殖内分泌・免疫、産婦人科一般

認定医・専門医・指導医 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本周産期・新生児医学会暫定指導医、母体保護法指定医、日本生殖医学会生殖医療専門医

出身大学
大阪大学 S61.3 卒業
中村 隆文
部長(教授) 中村 隆文 Takafumi Nakamura
専門分野 婦人科腫瘍、がん免疫療法(漢方)、産婦人科一般

認定医・専門医・指導医 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本婦人科腫瘍学会専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医・指導責任者、母体保護法指定医

出身大学
旭川医科大学 S57.3 卒業
塩田 充
部長(教授) 塩田 充 Mitsuru Shiota
専門分野 婦人科腫瘍、内視鏡手術、産婦人科一般

認定医・専門医・指導医 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本婦人科腫瘍学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、母体保護法指定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医・指導責任者

出身大学
近畿大学 S56.3 卒業

主な対象疾患

関係する症状

  • 帯下(オリモノ)の増加
  • 外陰部の異常(かゆみ、痛み、腫瘤感など)
  • 無月経、月経異常(頻発、希発、不規則、過多など)
  • 生理痛
  • 下腹部痛
  • 腰痛
  • 不正性器出血
  • 貧血症状
  • 腹部腫瘤感、膨満感
  • 性交障害
  • 排尿障害、尿失禁
  • 子宮下垂、子宮脱
  • 拳児希望(不妊症相談)
  • 乳房腫瘤
  • 乳汁分泌異常
  • 更年期障害
  • 避妊
  • 子宮がん検診
  • 婦人科超音波断層検査
  • 骨粗鬆症検診

産科

  • 悪心・嘔吐
  • 妊娠中の性器出血
  • 妊娠中の発熱
  • 妊娠中の腹痛
  • 妊娠中の腰痛
  • 帯下・掻痒感
  • 破水感

治療している主な病気

婦人科悪性腫瘍
卵巣がん
子宮頸がん
子宮体がん
外陰がん
絨毛がん
腹膜原発がんなど
子宮鏡(レゼクト・ヒステロスコープ)を使用する婦人科疾患・適応
粘膜下ポリープ
粘膜下筋腫
中隔子宮
子宮内膜異常など
腹腔鏡を使用する婦人科疾患・適応
子宮筋腫
良性卵巣腫瘍
多嚢胞性卵巣
産婦人科内視鏡手術部門オリジナルHP
ウイルス性病変に対するLEEPシステムの導入
コンジローマ治療
子宮頚部異型上皮
子宮頚部上皮内がんなど
周産期管理
肺の未熟性が懸念される早期破水(妊娠22週以降)
多胎妊娠(双胎、品胎など)
双胎間輸血症候群
日本胎児治療グループ
胎児異常
異常妊娠
不育症
厚生労働省研究班による、不育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究
ホームページはこちら
Fuiku-Labo フイク-ラボ

特徴・特色

  • 母体合併症・早産・胎児異常の管理と治療
  • 胎児期・新生児期を通した一貫した周産期管理
  • 妊娠後を見すえた、一貫した不妊・不育症治療
  • 婦人科悪性腫瘍の診断と治療および進行・再発がんに対する集学的治療
  • 新規抗がん薬の治験、合併症の少ないがん手術方法の開発
  • 腹腔鏡下手術
  • 自己血輸血による同種血輸血の回避
  • 高齢化社会における婦人のQOLを考慮した健康管理

和痛分娩

産婦人科では2016年12月から和痛分娩を開始しました。当科で行う和痛分娩は麻酔科専門医が施行します。和痛分娩とは痛みを完全に除くことを目的とせず、和らぐ(やわらぐ)事を目標として行います。

対象となる妊婦様

  • 妊娠37週以降、単胎の方
  • 血液凝固異常などの病気がない方
  • 赤ちゃんが頭位の方など(外来主治医が、実施は好ましくないと判断する場合があります。)

予約方法

希望される妊婦様は妊娠35-36週頃まで外来担当医へお申し出ください。
和痛分娩に関する説明は当院麻酔科外来にて行います。

費用

分娩費用とは別に自費で8万円となります。

実施手順

  • 入院後陣痛の強さを判断し、麻酔科医師が硬膜外チューブを挿入します。
  • 分娩が終了すれば硬膜外チューブは抜去します。
  • 麻酔薬の管理・調節は麻酔科医師が行います。

和痛分娩の注意点

  • 和痛分娩の効果は妊婦様により異なること
  • 硬膜外麻酔により起こる合併症(硬膜外血腫、低血圧、下肢筋力低下など)
  • 母体の発熱が見られることがあること
  • 陣痛促進剤使用、児頭回旋異常、吸引・鉗子分娩が増えること

上記を了承いただいた妊婦様には入院後に麻酔科医師による和痛分娩を行います。詳細についてお知りになりたい方は産婦人科外来までお問い合わせください。

日本産科婦人科学会学術講演会における無痛分娩に関連した母体死亡における緊急提言に関して

平成29年4月16日、日本産科婦人科学会学術講演会(広島市)において、厚生労働省の母体死亡研究班(代表:三重大学 産科婦人科学池田智明教授)からの発表で、過去に報告された妊産婦死亡例298例を分析したところ、無痛分娩を行っていた症例が13例あり、そのうち一例は無痛分娩が原因となった妊婦の死亡であると報告されました。

このため、研究班からは、無痛分娩を行う際は重大な合併症が起こりうるため、医療機関においては、通常の分娩と異なる管理体制を整える必要があると緊急提言されました。

当院では2016年より和痛分娩(無痛分娩とほぼ同義ですが、痛みを完全に取り除くものではありません)を開始しておりますが、和痛分娩の処置は麻酔専門医によって全例施行しており、和痛分娩施行中に起こりうる合併症への対応は十分可能です。また、当院は3次医療施設であることから、通常の分娩でも起こりうる大量出血や、緊急帝王切開に関わる対応も24時間可能と考えています。

当院では、上記のようにあらゆる場面を想定した妊婦緊急対応が可能な医療機関であることから、今回の緊急提言に対して特段の措置は予定しておりません。よって当院では和痛分娩の希望があり、施行に関して問題がないと判断されれば、これまで通り和痛分娩を施行いたします。妊婦様におかれましては、これまで通り安心して受診して頂きますようお願いいたします。

平成29年4月21日

川崎医科大学 産婦人科 部長 下屋 浩一郎
麻酔・集中治療科 部長 中塚 秀輝
川崎医科大学附属病院 病院長 園尾 博司

専門診療・専門外来

腫瘍外来
悪性腫瘍の早期発見、外来治療、治療後のフォローアップ。子宮体がんに対する腹腔鏡手術。
合併症妊娠外来・胎児外来
妊娠、産褥、新生児の管理と異常のチェック、先天異常の遺伝相談。
骨盤機能再建外来
性器脱、尿失禁などの診断、治療。
助産外来
助産師が主導して妊婦健診及び母乳哺育に関する指導を行います。
詳細はこちら
思春期・更年期外来
思春期・更年期のホルモン分泌異常やさまざまな症状に対する治療。
その他
母子学級など母子保健指導。
補完代替医療(漢方治療など)を導入した患者にやさしい医療。

実績

平成28(2016)年度

患者数 外来患者数 13,845人
入院患者数(延べ) 4,685人
治療実績 子宮頸癌(2008~2016)
子宮体癌(2008~2016)
卵巣癌(2008~2016)

詳細は年報をご覧ください。