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新生児センター

フロア案内

更新:2021年4月1日

センター長
川本 豊新生児科 部長

少子化傾向にある中で、低出生体重児数は年々増加傾向にあります。とくに出生体重1000g未満の超低出生体重児の全国出生数は約3000名と増加しています。当センターは、平成16年2月から新生児科開設に伴い、「後遺症なき生存」と「温かいNICU」を目指してより一層の周産期・新生児医療の充実を計り、平成16年12月には、現在の病棟が竣工し、移転しました。

平成20年4月からは新生児搬送システムを立ち上げ、地域産婦人科からはハイリスク妊婦のご紹介をいただき、症例数は増加しています。ソフト面では、先端医療の導入を含む治療内容の向上と並行して、病床でも健全な母子関係の確立のため、平成17年7月からカンガルーケアをはじめ、数々のQOLの改善を進めており、その成果は全国学会、フォーラムで発表を重ねています。また退院されたお子さま方の追跡を行うフォローアップ外来から現場へのフィードバックにも力を注いでいます。

特徴・特色

新生児センター01新生児センター02

  • 新生児集中治療(NICU)に特化したベッドサイドオーダリング&データベースシステムを平成19年7月より独自に開発導入し、迅速治療の実現と医療の安全確保を行っています。このシステムは産科、フォローアップ外来ともLANでネットワークを形成しており、出生前の母体情報や退院後の児の発達歴情報ともリンク可能で、周産期、新生児、小児期データベースとして機能し始めており、日本小児科学会が提唱する成育医療の実践、研究に役立つことが期待されます。
  • フォローアップ外来と地域保健所の連絡を深めながら、新生児センター入院中からお子さんと家族を通して、退院後の育児を考慮した対応を目指しています。
  • 入院症例に的確なケア、治療が提供できる様に、回診時のみでなく、症例検討、部長からの「ワンポイントレクチャー」を随時行って、診療、看護のレベルアップに努めています。

感染対策意識の充実と成果

NICUではMRSA、ESBLをはじめとする耐性菌へ注意を払う必要があります。常にキャンペーンを行い、スタッフの感染に対する意識を高め、院内感染防止に努めています。

開かれた新生児医療

ご両親への診療内容の説明を行いながら、常に同意に基づいた医療を提供しています。

実績

2018年度

疾患別患者数(入院)

先天異常 6名
分娩障害(頭血腫含む) 4名
新生児仮死(AP5<7) 4名
低出生体重児 33名
感染症 34名
心疾患 4名
脳・神経疾患 3名
呼吸器疾患 27名
消化器疾患 4名
出血性疾患 2名
腎・尿路系疾患 4名
筋・骨系統疾患 0名
代謝性疾患 2名
重症黄疸 1名
家庭の事情 0名
その他 8名
合計 138名

詳細は年報をご覧ください。