文字サイズ

086-462-1111(代表)

新生児センター

フロア案内

更新:平成30年9月18日

センター長
川本 豊新生児科 部長

少子化傾向にある中で、低出生体重児数は年々増加傾向にあります。とくに出生体重1000g未満の超低出生体重児の全国出生数は約3000名と増加しています。当センターは、平成16年2月から新生児科開設に伴い、「後遺症なき生存」と「温かいNICU」を目指してより一層の周産期・新生児医療の充実を計り、平成16年12月には、現在の病棟が竣工し、移転しました。

平成20年4月からは新生児搬送システムを立ち上げ、地域産婦人科からはハイリスク妊婦のご紹介をいただき、症例数は増加しています。ソフト面では、先端医療の導入を含む治療内容の向上と並行して、病床でも健全な母子関係の確立のため、平成17年7月からカンガルーケアをはじめ、数々のQOLの改善を進めており、その成果は全国学会、フォーラムで発表を重ねています。また退院されたお子さま方の追跡を行うフォローアップ外来から現場へのフィードバックにも力を注いでいます。

特徴・特色

新生児センター01新生児センター02

  • 新生児集中治療(NICU)に特化したベッドサイドオーダリング&データベースシステムを平成19年7月より独自に開発導入し、迅速治療の実現と医療の安全確保を行っています。このシステムは産科、フォローアップ外来ともLANでネットワークを形成しており、出生前の母体情報や退院後の児の発達歴情報ともリンク可能で、周産期、新生児、小児期データベースとして機能し始めており、日本小児科学会が提唱する成育医療の実践、研究に役立つことが期待されます。
  • フォローアップ外来と地域保健所の連絡を深めながら、新生児センター入院中からお子さんと家族を通して、退院後の育児を考慮した対応を目指しています。
  • 入院症例に的確なケア、治療が提供できる様に、回診時のみでなく、症例検討、部長からの「ワンポイントレクチャー」を随時行って、診療、看護のレベルアップに努めています。

感染対策意識の充実と成果

NICUではMRSA、ESBLをはじめとする耐性菌へ注意を払う必要があります。常にキャンペーンを行い、スタッフの感染に対する意識を高め、院内感染防止に努めています。

開かれた新生児医療

ご両親への診療内容の説明を行いながら、常に同意に基づいた医療を提供しています。

実績

2017年度

疾患別患者数(入院)

先天異常 6名
分娩障害(頭血腫含む) 3名
新生児仮死(AP5<7) 6名
低出生体重児 40名
感染症 41名
心疾患 6名
脳・神経疾患 4名
呼吸器疾患 31名
消化器疾患 7名
出血性疾患 3名
腎・尿路系疾患 5名
筋・骨系統疾患 1名
代謝性疾患 2名
重症黄疸 1名
家庭の事情 0名
その他 12名
合計 168名

処置件数

(重複あり)

人工呼吸 3件
気管切開 0件
酸素投与 4件
光線療法 14件
中心静脈輸液 3件
抹消静脈輸液 88件
手術 5件
合計 117件

新生児輸送

(重複あり)

総合周産期母子センター 0件
地域周産期母子センター 0件
病院 5件
診療所 25件
助産所 2件
*他県 0件
合計 32件

NICU出生体重別入院数

  利用人数 うち生存 うち
院内分娩数
うち機械的
人工換気
実施数
1000g未満 1件 1件 1件 1件
1000g以上~1500g未満 2件 2 2件 0
1500g以上~2000g未満 6件 6件 6件 0件
2000g以上~2500g未満 31件 31件 28件 1件
2500g以上~4000g未満 85件 85件 56件 0件
4000g以上 2件 2件 1件 0件
不明 0件 0件 0件 0件
合計 127件 127件 94件 3件

NICU出産週数別入院数

  利用人数 うち生存 うち
院内分娩数
うち機械的
人工換気
実施数
22週 1件 1件 1件 1件
23週 0件 0件 0件 0件
24~27週 0件 0件 0件 0件
28~31週 3件 3件 3件 1件
32~34週 5件 5件 5件 1件
35~36週 19件 19件 16件 0件
37~42週 99件 99件 69件 0件
43週以上 0件 0件 0件 0件
合計 127件 127件 94件 3件

詳細は年報をご覧ください。