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歯科・口腔外科

フロア案内
  • ≪外来≫感覚器センター外来 4階(42)
  • ≪病棟≫感覚器センター病棟 15階

更新:2021年4月1日

特徴・特色


口腔は全身の鏡であるをモットーに親知らず、顎関節疾患、口腔がん、睡眠時無呼吸症候群、口腔外傷、摂食・嚥下障害、歯科金属アレルギー、口腔乾燥、味覚異常、薬剤性顎骨壊死、口内炎、唾液腺疾患などの顎・口腔疾患を中心に診断と治療を行っています。
  • 歯科_顎関節症MRI顎関節症MRI 
  • 舌がん舌がん 
  • 薬剤性骨壊死薬剤性顎骨壊死

診療部長・責任者

向井 隆雄
部長(教授) 向井 隆雄 Takao Mukai
専門分野 口腔外科全般、腫瘍性疾患、口腔粘膜疾患、歯科インプラント、顎関節症、睡眠時無呼吸症候群

認定医・専門医・指導医 日本口腔外科学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医(歯科口腔外科)、日本有病者歯科医療学会専門医・指導医、日本がん治療認定医(歯科口腔外科)、ICD、日本口腔感染症学会院内感染予防対策認定医、日本口腔ケア学会認定医(3級)、日本口腔科学会認定医

出身大学
大阪大学 H11.3 卒業

主な対象疾患

関係する症状

舌がんをはじめとする口腔のがん
舌がんは舌の側縁部に治りにくい傷(潰瘍)や赤くただれた部分(ビラン)ができ、食事や会話時に痛みを伴うことが多く、傷は次第に拡がってきます。また表面が白くなったり(白板型)、肉が盛り上がった状態(肉芽型)でできることもあります。また、舌の症状と共にあごの下や首にしこり(リンパ節腫脹)ができることもあります。その他、口の中のがんは、上あごや下あごの歯ぐき(歯肉)や舌と下あごの間(口腔底)、頬(ほほ)の内側の粘膜や上あごの内側(口蓋)にもしばしば発生します。
早期に発見し、早期に治療すればよく治りますので、症状を自覚されましたら、早めに受診してください。
歯や口腔の外傷
交通事故や作業事故などによって顔を強く打った場合に、しばしば顔や口の中が切れて出血します。上あごや下あごが折れ、痛み、口が開かない(開口障害)、噛み合わせがズレる、顔が腫れる、顔がゆがむ(変形)などの症状があります。
上あごや下あごの骨折の治療は、怪我をする前の噛み合わせに修復することが大切です。
顎関節症
口を開けたり、閉じた時に、耳の前(顎関節)にカクカクと音がする、痛みがある、口が開けにくいなどの症状が持続したり繰り返します。20歳前後と中高年の女性に好発します。耳の痛みや首の肩のこりなどの症状が同時にみられることがあります。専門医の治療により、3か月程度で改善します。
口腔粘膜の病気
よく見られる口内炎はアフタ性口内炎で、唇や歯ぐき(歯肉)、舌、頬、口蓋などの粘膜に、赤みの中に小さな浅い円い潰瘍ができ、食事や会話時に強い痛みがあります。原因によっては発熱があります。原因不明の場合が多く、また再発を繰り返す場合は、ベーチェット病のような全身疾患の一症状となることがあります。
粘膜に白い部分ができ、痛みがなく、続く時は白板症といって放っておくと一部はがんになることがあります。
小さな斑点状の白斑が舌の表面や唇にでき、痛みがあると、カビ(真菌)が着いている可能性があります。とくにステロイド剤を長期間飲んでいる方や高齢者にみられます。
左右の頬粘膜に線状の白い部分と赤い部分がみられ、ざらざらした感じや軽い痛みがあるときには、扁平苔癬という皮膚病が口の中にもでき、慢性に経過し、中年の女性に好発します。
舌の先や表面にヒリヒリした感じ、ジンジンする感じを何もしていないときに自覚し、食事や仕事中には感じず、舌の粘膜には異常な所見が見られない時,舌痛症が疑われます。原因として精神的なストレス、他の病気のために飲んでいるお薬の影響などが考えられますが、多くは原因不明です。
唾液腺の病気
食事時、あごの下に強い痛みが出て、食事が終わると痛みが消える場合は顎下腺に石ができている可能性があります(唾石症)。
唇の粘膜に大豆大から小指頭大のやわらかいはれものができるのは、内部に唾液が貯まった、のう胞という病気(粘液のう胞)で、放っておくと歯で噛んで潰れ、治ったように見えますが、しばらくすると再び膨らんできます。また舌と下あごの間(口腔底)にも少し大きな同じような、のう胞ができることがあります(ガマ腫)。
口腔乾燥症(ドライマウス)
おしゃべりをしていると口が渇く、食事時水分を一緒に取らないと飲み込みにくい、夜間一度起きて水やお茶を飲む、味が解りにくい、舌の表面がつるつるしているなどの症状は口腔乾燥症が疑われ、唾液の分泌が低下している可能性があり、シェーグレン症候群などの唾液腺の病気、お薬の影響、糖尿病などの全身疾患など色々な原因があります。
あごや顔の腫れ、痛み(炎症)
急に顔やあごの周囲が赤く腫れ、強い痛みを伴い、口が開きにくく、口の中も歯の痛み、歯ぐきや口腔底の腫れ、発熱、全身の倦怠感などの症状がみられるときは、急性顎炎や蜂窩織炎という化膿性の病気で、多くの場合、放置した虫歯や歯槽膿漏症、あごの骨の中に埋まった歯(とくに親知らず)からの感染が原因です。
睡眠時無呼吸症候群
いびきをかく、寝ている時に息が止まる、日中に眠気が強い時はこの疾患が考えられます。耳鼻咽喉科などで検査後にスリープスプリント(口腔内装置)で治療します。
有病者の歯科・口腔外科治療
糖尿病や高血圧症、心臓病、肝・腎障害、脳神経系疾患、抗凝固剤(ワーファリン)服用中など種々の内科系疾患を有する患者さんや心身障害の患者さんの歯科・口腔外科治療を、他科と連携して行っています。
歯科金属アレルギー
各種の金属により皮膚症状が出ます。皮膚科でパッチテスト(貼付試験)を行い、陽性の金属があれば口腔内金属の成分分析を行い、非金属治療を行っています。

治療している主な病気

顎関節症
口腔がん
睡眠時無呼吸症候群
口腔外傷
摂食・嚥下障害
歯科金属アレルギー
口腔乾燥症(ドライマウス)
薬剤性顎骨壊死
口内炎
唾液腺の病気
有病者の歯科・口腔外科治療

上記以外にも口、あご、首などに色々な症状が出る病気があります。些細なことでもお困りの方は口腔外科をぜひ受診して、ご遠慮なくご相談ください。

実績

2018年度

患者数(延べ) 外来患者数 11,207人
  入院患者数 317人

詳細は年報をご覧ください。