高度救命救急センター
更新:2024年4月1日
高度救命救急
センターの開設
高度救命救急センターは、1979年に岡山県内における重症救急患者の収容・治療の中心的施設として、国・県・大学が一体となって県下で初めて開設された救命救急センターが本体となり、1994年に開設されました。
1997年には災害拠点病院に指定され、災害発生時における医療救護班派遣や救援救護の訓練を実施し有事に備えています。また、従来の重傷救急患者に加え、熱傷、中毒などのより高度で特殊な重症患者の収容、治療を行っています。
救急医療体制
また、卒後研修の一環として、研修医の臨床教育も高度救命救急センターで行われてきましたが、2004年度からの研修医は、全員救急の研修が義務づけられています。
災害拠点病院
(地域災害医療センター)
当院は、1997年1月 に災害拠点病院(地域災害医療センター)の指定を受け、厚生労働省の発令によって定められた条件のもと、「災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関」として運営しています。また、すでに整備している自己完結型の医療救護チームに加えて国が実施するDMAT研修等必要な専門的トレーニングを受けた災害派遣医療チーム(DMAT)も配置しています。
災害派遣医療チーム(DMAT)
災害の急性期(発災から概ね48~72時間)に活動できる機能性を持った、国の専門的な訓練を受けた医療従事者で編成されたチーム。