特徴・特色
心の病に対して、医学生物学的側面(薬物療法など)、また心理社会学的側面(精神療法など)の両面からの診療を行っています。身体合併症をもつ患者さんには、他の診療科と連携して診療にあたっており、他の診療科に入院されている患者さんに対するコンサルテーションリエゾン精神医学にも積極的に取り組んでいます。また精神科リハビリテーションとして、作業療法士による作業療法やレクリエーション療法も活発に行っています。
診療部長・責任者
- 部長(教授) 石原 武士 Takeshi Ishihara
専門分野
臨床精神医学
認定医・専門医・指導医 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本認知症学会専門医・指導医、精神保健判定医、日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医・指導医、日本老年精神医学会専門医・指導医
- 出身大学
- 岡山大学 H3.3 卒業
主な対象疾患
関係する症状
- 不眠
- 寝つけない。眠ってもすぐ目がさめる。
- 不安
- 漠然とした不安感があり、ゆったりとできない。
- 食欲不振
- 食べたいと思わない、食べてもおいしくない。
- 拒食、過食
- 食べることを嫌がる、食べ過ぎてしまう。
- 抑うつ
- いつもとちがう気分の落ち込み。
- 過呼吸
- 呼吸が苦しく速くなり、手足がしびれる。
- 幻覚
- 実際にないものが見えたり聞こえたりする。
- 妄想
- 事実でないことを確信し、疑わなくなる。
など日常生活が精神的に普段と違ってきた場合、一度心療科を受診してみてください。
治療している主な病気
- 総合失調症
- 幻覚や妄想を伴い、現実的な行動がとれなくなる。
- うつ病
- 気分が落ち込み、元気がなく、記憶力や判断力も落ちる。
- 躁うつ病
- 全く元気がなくなった、または異常にハイテンションとなる。
- パニック障害
- 動悸や窒息感、不安感などが突然に起こる。
- 神経症性不眠
- 眠ることにとらわれてしまい、眠ろうとするほど眠れない。
- 不安障害
- 漠然とした不安感がある、または急に不安になる。
- 強迫性障害
- ある事柄が気になり、確認せずにはおれない。
- 適応障害
- ストレスによって不安や抑うつが起こる。
- 摂食障害
- 拒食や過食。体重や食事のことで頭が一杯になる。
- 身体表現性障害
- 心の悩みが体の症状として現れる。
- 認知症
- 物忘れや勘違いが増えて生活に支障をきたす。
- 発達障害
- 人の気持ちや状況の把握が苦手。こだわりが強い。
などが治療の対象となりますが、広く心理的に困っていることがある場合もできるだけご相談にのります。
受診の際のお願い
- 受診される場合は、事前の予約をお願いします。(初診の場合は完全予約制となります。)