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緩和ケアセンター

更新:2023年4月1日

センター長代行
上野 富雄消化器外科 部長

緩和ケアセンターの業務をご紹介いたします。

  • 患者さんの身体的・社会的・精神的・スピリチュアルな苦痛に対して、チームアプローチを通じて、その軽減のための提案やよりよい治療・ケアの提供を行います。
  • 患者さん・ご家族の希望に寄り添い、全力でサポートを行います。
  • 緩和ケア病棟とともに地域の病院、診療所等と積極的に連携し、希望する療養の場の選択をともに考え、その実現のためにサポートを行います。
  • 医療従事者に対する緩和ケアの教育・研修・研究を推進し、当院及び地域における緩和ケアの普及と発展を目指します。

特徴・特色

緩和ケアは、ご病気及び治療に伴う身体的、精神的、社会的、スピリチュアル的苦痛を和らげ、自分らしく生活するための大切な治療です。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床心理士、医療社会福祉士、理学療法士、作業療法士等がチームを組み、それぞれが専門の立場から力を発揮し、主治医とともに、全員で患者さんとご家族をサポートします。
入院中は、毎週木曜日のチーム回診のほかにも、必要時の対応が可能です。また、入院のみならず外来においても、緩和ケアセンターを中心に療養支援外来と臨床腫瘍科及び心療科外来等で治療、ケアを継続して行います。苦痛を取り除くお薬のこと、食事のこと、過ごす場所のこと(お家で受けられる医療・介護サービス、地域の病院、緩和ケア病棟など)治療費など経済的なことなど、気になる事があればどなたでもお気軽に最寄りのスタッフにご相談ください。

活動内容

  1. 緩和ケアチーム回診・カンファレンス・勉強会
  2. 緩和病棟回診・カンファレンス・勉強会
  3. 緩和ケア外来
  4. 療養支援外来(がん看護外来)
  5. 在宅緩和ケアパス
  6. がん相談
  7. 緩和ケア研修会等開催
  • 緩和ケア集合写真_20202020年度 緩和ケア研修会 

  • 緩和ケアチームラウンド

活動内容

「ホスピス緩和ケア週間」とは

2019年度、当院の緩和ケアサービス利用率は4.1%(地域がん診療連携拠点病院平均:6.0%)と低値です。緩和ケア介入患者数の増加は伸び悩んでおり、また、いまだ緩和ケアは終末期医療であるという認識が根強く、早期からの緩和ケア介入に至っていないのが現状です。緩和ケアはいつでもどこでも受けられること、早期からの介入開始が必要であること、当院の緩和ケア、相談支援体制等を広報することを目的とし、入院、外来患者および家族、一般市民、医療従事者を対象に本イベントを開催いたします。(現在はコロナウイルス感染拡大防止のため開催は見合わせております)

~『緩和ケア』あなたに届いてますか。~
内容
  • (1) 情報コーナー (パネル展示)
    ・当院の緩和ケアチーム活動紹介     ・がん相談支援センター紹介
    ・緩和ケア外来、療養支援外来紹介    ・がんサロン紹介
    ・緩和ケア病棟紹介
  • (2) 情報コーナー (ケア製品展示)
    ・栄養補助製品   ・口腔ケア製品   ・リンパ浮腫関連製品
    ・ウィッグ     ・パンフレット 等
  • (3) 相談コーナー
    ・緩和ケアチーム多職種
日時 平成30年10月9日(火)、10日(水)、12日(金)
いずれも11時~14時
会場 川崎医科大学附属病院 本館2階セミナー室
対象 入院、外来患者および家族、一般市民、医療従事者 【 参加費:無料 】

実績

2021年度

緩和ケアチーム介入患者数(延べ) 154人
緩和ケア介入依頼内容件数
※重複あり
・疼痛  105件
・精神  79件
・胸水/腹水 22件
・消化管閉塞 6件
・在宅  17件
・呼吸困難 25件

詳細は年報をご覧ください。