文字サイズ

086-462-1111(代表)

脳卒中センター

フロア案内

更新:平成29年11月1日

センター長
宇野 昌明院長補佐、脳神経外科 部長

脳卒中センターでは、急性期の脳卒中(脳梗塞、脳内出血およびくも膜下出血)および一過性脳虚血発作(TIA)に対応しています。なかでも発症4.5時間以内の超急性期脳梗塞に対するt-PAを用いた線溶療法を多数実施しています。

急性期脳卒中診療は時間との闘いです。24時間365日、対応しています。脳卒中を疑った場合には直ちに受診してください。脳卒中センターでは、診療部門(脳卒中科脳神経外科神経内科救急科、放射線科、循環器内科麻酔・集中治療科およびリハビリテーション科)とメディカルスタッフがきめ細かなチーム医療を展開しながら、迅速な対応を心がけています。外科医師および神経内科医師が初期対応をさせていただきます。地域の医療機関、救命救急士と当院脳卒中センター担当医師が直接連絡可能な脳卒中ホットライン、倉敷病院前脳卒中スケール(KPSS)を活用した迅速な患者搬送、救急科が中心となって運用するドクターヘリ、脳卒中発症予防・再発予防など含めて、脳卒中センターは「患者さんのための脳卒中診療」を提供しています。

特徴・特色

  1. 24時間365日、急性期脳卒中を発症した患者さんを受け入れる。
  2. 入院された患者さんを1人でも多く社会復帰できるように、チーム医療を展開する。
  3. 高度先進医療をより多くの皆さまに提供する。

センターでは、急性期脳卒中を発症した患者さんをよりスムーズに受け入れるために、以下のような取り組みを実践しています。

  1. 地域医療機関、救急隊と脳卒中診療専門医師をつなぐ専用電話(Hot line)を開設しています。
  2. 24時間365日、脳卒中診療専門医師による専門的診療を受診できる体制を整えています。
  3. 院内における診療体制の構築、特に来院してから画像診断(頭部MRI検査)を実施するまでの時間を大幅に短縮しました。
  4. 脳卒中を発症した患者さんを、脳神経系専門病棟(SCU)へ優先的に入院できる体制を整えました。

脳卒中診療には、チーム医療は不可欠です。当院では、平成16年6月から看護部薬剤部栄養部と協力しチーム医療に基づいたオーダーメード診療を提供しております。さらに平成20年6月から全国の大学附属病院に先駆けて、リハビリテーション科(医師およびPT)、医療ソーシャルワーカーと共にStroke Unitを開設いたしました。Stroke Unitは、脳卒中発症早期から積極的なリハビリテーションを開始することによって、早期の社会復帰を目指すチーム医療の総称です。チーム医療によって提供される心のこもったケアに、入院された患者さん、家族の皆さんからも大変に好評です。

センターの重要な使命のひとつは、大学病院として高度な先進医療を1人でも多くの患者さんに提供することです。
当センターで提供している専門診療は以下の通りです。

(1)発症4.5時間以内の超急性期脳梗塞に対するt-PAを用いた経静脈的線溶療法

(2)急性期脳梗塞やくも膜下出血に対し、血管内治療を行う

(3)内頸動脈狭窄症に対し、頸動脈内膜剥離術およびステント留置術を行う

(4)脳出血に対し、内視鏡的血腫除去術を行う

(5)頸動脈超音波検査、経頭蓋超音波検査、経食道心臓超音波検査を用いた非侵襲的な心臓・脳血管評価を行う

(6)脳神経外科、脳卒中科、リハビリテーション科、メディカルスタッフと合同で毎朝カンファレンスを開き、治療方針を決定する

(7)くも膜下出血、脳内出血に対し脳神経外科手術を行う

(8)リハビリテーション専門医による嚥下機能評価・嚥下リハビリテーション術を行う

実績

平成28(2016)年度

1.脳卒中科入院症例数 533例
2.t-PA治療数
3.血管内血栓回収療法
4.脳神経外科手術症例 1.① くも膜下出血
 脳動脈瘤ネッククリッピング:例
 コイル塞栓術:例
2.② 頚動脈狭窄症
 頚動脈内膜剥離術:例
 頚動脈ステント留置術:例
3.③ 浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術 :例
4.④ 脳出血
 神経内視鏡下血腫除去術:例
5.⑤脳梗塞外減圧術:例
6.⑥ 脳動静脈奇形摘出術:例

詳細は年報をご覧ください。