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小児科

フロア案内
  • ≪外来≫小児医療センター外来 4階(41)
  • ≪病棟≫小児医療センター病棟 12階
川崎医科大学 小児科学教室

更新:平成30年4月1日

特徴・特色

岡山県を中心とした中国四国地方の小児科基幹施設として、日本小児科学会認定小児科専門医16名を中心に、プライマリーケアから高度先進医療まで、また急性疾患から慢性疾患まであらゆる疾患に対応できる体制をとっています。

専門分野も多岐にわたり、感染症、アレルギー、遺伝、内分泌代謝、循環器、神経、血液腫瘍、腎臓など、それぞれの専門医が揃っており、専門外来では、予防接種、経口減感作療法、成長ホルモン補充療法、遺伝カウンセリング、学校心臓検診スクリーニング、脳波検査、学校検尿スクリーニング、乳幼児健診などに対応しています。もちろん急な発熱や感冒症状などに対応する一般診療も並行して行っており、24時間365日を通してわれわれ小児科医があらゆる小児疾患に対応できるよう、救命救急センターで平日夜間休日小児救急外来を行い、年間約6000人の小児救急患者を診察しています。(外傷は救急担当医)また、重症疾患の集中治療を行うためのPICU(小児集中治療室)も病棟内に設置しています。

小児は全人的医療を必要とするため、臓器の治療にとどまらず心や家族・家庭環境への深い配慮を含めた診療を心がけています。長期入院を必要とする学童期の患児を対象とした、院内学級(庄小学校、庄中学校)を設置しています。 これらの診療を通して、地域のお子様の健やかな発育のために優しい医療を提供できるよう取り組んでいます。

診療部長・責任者

尾内 一信
部長(教授) 尾内 一信 Kazunobu Ouchi
専門分野 感染症、アレルギー疾患

認定医・専門医・指導医 日本小児科学会小児科専門医・指導医、日本感染症学会専門医・指導医・認定ICD、日本化学療法学会抗菌化学療法指導医、日本小児感染症学会暫定指導医、臨床研修指導医

出身大学
山口大学 S55.3 卒業

主な対象疾患

関係する症状

15歳以下の小児のあらゆる症状に対応いたします。

治療している主な病気

15歳以下の小児のあらゆる疾患に対応いたします。

感染症
ヘルペスウイルスをはじめとする各種ウイルス疾患、髄膜炎や肺炎といった重症感染症、長引く咳が特徴的なマイコプラズマ、クラミジア感染を専門としています。小児科関連学会や日本感染症学会の診療ガイドラインを作成しています。
アレルギー
呼気NOや薬剤誘発試験などに基づいた高度な治療を行っています。気管支喘息の治療は、ガイドラインに基づき発作がゼロを目標とした長期的視点に立った方針をたてています。慢性蕁麻疹の原因を突き止めるための検査入院、難治性アトピー性皮膚炎の悪化時の入院治療などを行います。食物アレルギーについても負荷試験を行いながら、診断、治療、管理をしています。
免疫疾患
免疫不全(重症複合型免疫不全、高IgM症候群、IgA欠損症、IgGサブクラス欠損症など)を診ています。
予防接種
他院でワクチン接種のできない方や、外国に行かれる方のワクチン接種や接種に関する英文証明書の作成などの相談に応じます。
代謝内分泌
先天代謝異常症は生まれつきの酵素の欠損のために体の中の物質の代謝がうまくいかない病気で、アミノ酸代謝異常(フェニルケトン尿症など)、有機酸代謝異常(メチルマロン酸血症など)、糖代謝異常(糖原病など)、尿素サイクル異常(OTC欠損症など)、銅代謝異常(ウィルソン病など)、リソゾーム病(ゴーシェ病など)などの多くの病気があります。小児の内分泌疾患は成長障害の原因になることが多く、下垂体疾患、甲状腺疾患、性腺疾患、副腎疾患、カルシウム・リン代謝異常、骨系統疾患、水電解質異常、小児糖尿病など、様々な病気があります。
遺伝性疾患
先天異常症候群、染色体異常症などの診断を専門としています。定期的診察による合併症の早期発見・治療に留意した健康管理を、かかりつけ医や関連診療科と連携して行います。
循環器
乳幼児健診、学校健診で受診を勧められた方の心臓超音波検査などによる精密検査を行い、先天性心疾患(心室中隔欠損症など)、不整脈疾患(心室性期外収縮など)、川崎病の内科的治療を行います。また必要に応じて周辺施設の心臓血管外科等と連携をし、心臓カテーテル検査を含めた外科手術前後のフォローアップも行います。
腎臓
急性糸球体腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群などの治療を行っております。腎臓内科と協力し、腎生検を含めた精密検査に基づいて長期にわたる治療方針を決定します。学校検診の精密検査も行います。
神経
中枢神経感染症(髄膜炎、脳炎他)、けいれん性疾患(てんかん、熱性けいれん他)、発達障がい(自閉スペクトラム症、注意欠陥多動性障害他)、筋疾患を中心に診断治療を行います。
血液悪性腫瘍
再生不良性貧血、急性白血病、溶血性尿毒症症候群など難治性血液疾患に対し、造血幹細胞移植を含めた治癒を目指す治療を行っております。神経芽細胞腫などの固形腫瘍は小児外科と連携をとり治療にあたります。小児白血病研究会(JACLS)、日本小児白血病リンパ腫治療グループ(JPLSG)に属し、治療研究に協力しています。

専門診療・専門外来

高度医療

  • 難治性血液疾患患者を対象として、平成15年から血縁者間造血幹細胞移植を行っています。難治性固形腫瘍(がん)の治療は、小児外科と協力し自家末梢血幹細胞移植を行っています。
  • 抵抗力の低下した患者の治療時には、個室でlaminar air flow装置を使用し感染症の合併を減少させるようにしています。
予防接種
ワクチンを用意いたしますので、できれば前もってご予約ください。
アレルギー外来
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー性疾患の診断と外来治療を行います。
代謝異常、内分泌外来
先天代謝異常症の診断・治療に加え、低身長、肥満症、思春期発来異常、甲状腺疾患、小児糖尿病などの内分泌疾患の診療を行っています。新生児マス・スクリーニング(先天代謝異常症、先天性甲状腺機能低下症、先天性副腎過形成)における精密検査・治療にも対応しています。
「こどもの身長が低いので成長ホルモン補充療法を受けたい」「学校健診で肥満を指摘された」「小児糖尿病サマーキャンプに参加したい」など、お気軽にご相談ください。
遺伝外来
完全予約制です。染色体異常症、先天異常症候群などの診断、健康管理を行います。遺伝カウンセリング(遺伝医学的な診断、疾患についての説明、遺伝に関する相談など)は、自由診療(初回 7,560円、2回目以降 2,160円)で行い、小児に限らず成人にも対応しています。
遺伝診療部のご案内
循環器外来
乳幼児・学校健診で精密検査を勧められた方、他医療機関からの御紹介は、あらかじめご予約ください(緊急の場合はその限りではありません)。乳幼児の精密検査では必要に応じて鎮静剤を使用させて頂く場合があります。
腎臓外来
腎炎やネフローゼ症候群などの腎疾患の診断と外来治療を行います。
感染・免疫外来
各種感染症、免疫不全に対応しております。お気軽にご相談ください。
神経外来
てんかんをはじめとするけいれん性疾患、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障がい、筋ジストロフィーのような筋疾患、神経変性疾患等を対象としています。
血液外来
血液腫瘍疾患の診断と治療を行っております。緊急でなければご予約ください。
乳幼児健診
リハビリテーション科栄養部の協力のもとで行っています。

実績

平成28(2016)年度

患者数 外来患者数 21,339人
入院患者数(延べ) 4,877人
救急外来患者数 6,014人
予防接種 1,943人
乳児健診数 339人

疾患別患者数(上位10疾患 平日通常、入院を含む)

呼吸器 4,005件
アレルギー 3,646件
神経 2,545件
循環器 1,842件
精神 1,748件
感染症 1,713件
消化器 1,158件
皮膚 1,006件
耳鼻咽喉 568件
腎・泌尿器 550件
その他 3,115件

詳細は年報をご覧ください。