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086-462-1111(代表)

リウマチ・膠原病科

フロア案内
  • ≪外来≫皮膚・運動器センター外来 4階(44)
  • ≪病棟≫皮膚・運動器センター病棟 13階
川崎医科大学 リウマチ・膠原病科学教室

更新:平成29年12月1日

科のモットー
・豊富な経験と最新の根拠に基づいた的確な医療
・患者さんに希望と元気と安心を
・高い専門力とバランスのとれた人間性で、皆さまから選び続けられる診療科へ

当院は、岡山県はもちろんのこと、広島県東部から兵庫県西部地域において、リウマチ・膠原病診療の中核病院としての役割を果たしてきました。非常に多数の患者さんの診察治療をさせていただいています。平成22年4月からは、診療の基盤を「皮膚・運動器センター」に移しており、整形外科・皮膚科との連携がより強化されています。

受診の際のお願い

個々の患者さんに必要な診療時間を確保するため、初めて当科外来を受診される場合は、できるだけご予約をして頂くようにお願い申し上げます。

紹介状のない方は、予約センター:TEL 086-464-1548
紹介状をお持ちの方は、地域医療連携室:TEL 086-462-1111(代表)内線22611
にご連絡ください。

診療部長・責任者

守田 吉孝
部長(教授) 守田 吉孝 Yoshitaka Morita
専門分野 関節リウマチ、SLE、膠原病の肺障害・腎障害

認定医・専門医・指導医 日本内科学会認定内科医・指導医、日本リウマチ学会専門医・指導医

出身大学
岡山大学 H3.3 卒業

主な対象疾患

関係する症状

  • 関節が腫れて痛む
  • 手の指がこわばる
  • 寒いときに、指先が紫や白色になる(レイノー症状)
  • 原因不明の発熱が続く
  • 筋肉痛や筋力低下
  • 間質性肺炎
  • 血液検査で尿酸値が高い
  • 血液検査で、抗CCP抗体・リウマチ因子・抗核抗体が陽性

治療している主な病気

関節リウマチとその関連疾患
関節リウマチ、若年性特発性関節炎、リウマチ性多発筋痛症、成人スチル病、脊椎関節炎(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎など)
血管炎症候群
高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、IgA血管炎など
その他の膠原病
全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、ベーチェット病、シェーグレン症候群、IgG4関連疾患など
自己炎症症候群
TNF受容体関連周期性症候群、家族性地中海熱など
代謝性疾患
痛風、偽痛風、骨粗鬆症

特徴・特色

膠原病およびリウマチ性疾患の早期診断は、適切な治療の開始にとても重要です。早期診断や病態評価のためには、肺・心臓・神経・消化管・眼・皮膚など多臓器におよぶ診療体制と検査設備が必要です。当院の充実した臓器・機能別の外来センターをフル活用して、診療にあたります。

治療の選択肢について、主治医以外の医師の意見を求めるセカンドオピニオンは、膠原病診療においては特に推奨されています。疾患の多くは慢性的であり、治療法の選択が患者さんの人生を左右するといっても過言ではありません。診断と初期治療の選択から、難治性あるいは重症の膠原病の治療選択まで、豊富な治療経験をもとに、懇切丁寧にセカンドオピニオンを実施いたします。

関節リウマチ

関節の腫れが全く認められない時期でも、関節内では既に強い炎症をおこしていることがあります。そのためリウマチの早期診断には「関節超音波検査」が有用となります。ただし、他の膠原病や、悪性腫瘍・感染症に関連して関節炎が発症することもありますので、鑑別には注意が必要です。

リウマチの発症早期は特に薬の有効性が高く、この時期の治療法選択が将来の関節予後を決定します。発症早期から、合併症が多く治療の難しいケースなど様々な病態の患者さんに対し、抗リウマチ薬やバイオ製剤(生物学的製剤)、JAK阻害薬を適切に組み合わせて治療を行っています。

関節リウマチの治療法選択は、薬の効能のみならず、治療のリスクやコストも勘案する必要があります。当院にはリウマチ治療に精通する専任看護師(登録リウマチケア看護師)がおり、個別相談が可能です。患者さんの状況やニーズに応じた治療選択ができるように心がけています。

関節リウマチの呼吸器合併症

関節リウマチの呼吸器合併症を併発することは少なくありません。特有の肺病変として「間質性肺炎」と「気管支拡張症」があります。また、リウマチ患者さんは一般人と比べて呼吸器感染症に罹患しやすいことが知られています。リウマチの治療を安全に遂行するためには、呼吸器合併症を適切に評価し、必要に応じて治療介入を行うことが大切です。当院ではリウマチの呼吸器合併症の把握に努めており、放射線科(画像診断)、呼吸器内科とも連携して診療にあたります。

全身性エリテマトーデス(SLE)

膠原病の中でも特に多臓器におよぶ病態評価と治療が必要な疾患です。初期症状が見逃されやすい心血管・肺・神経・腎臓などにも病気が及んでいることもあり、疾患評価をきちんと行った上で、治療を開始することが大切です。当院ではSLEの診療に特に力を入れており、患者さんの生活や人生をしっかりと考えた医療判断を心がけています。

妊娠を希望される場合には、計画的な妊娠をサポートします。当院産婦人科は合併症妊娠に対する専門性が高く、協力して妊娠から出産までの病状管理を行っています。初めてSLEの診療を希望される方は月曜日あるいは火曜日午後の「初診外来」を受診して下さい。

強皮症および混合性結合組織病(MCTD)

これらの疾患は心臓や肺疾患を併発する頻度が高く、その評価を定期的に行うことが大切です。最近の医学の進歩によって、早期から心・肺の合併症を把握し、必用な時期に治療介入を行えば、その後の経過がとても異なることが分かってきました。

当院では、見逃されやすい心臓や肺の臓器障害の把握に特に注意しています。当院循環器内科の心臓超音波検査(エコー検査)の技術は国内外で高く評価されており、連携して診療にあたります。

専門診療・専門外来

予約制で初診外来を、月曜日・午後、火曜日・午後で行っています。

  • 膠原病相談外来 (初診):月曜・午後、火曜・午後
  • リウマチ相談外来 (初診):月曜・午後、火曜・午後
  • 関節炎の鑑別診断
  • 炎症性関節疾患に対する関節超音波検査
  • 関節リウマチ・膠原病に伴う間質性肺炎の治療
  • 強皮症に伴う肺高血圧症の治療
  • 不明熱・自己免疫検査異常の評価と診断
  • 他診療科で行うステロイド/免疫抑制療法へのアドバイス
  • 免疫抑制療法に合併する日和見感染症の治療

実績

平成28年(2016)年度

診療患者数 平成28年度に診療した患者数:2,332名
(平成23年度1,594名、平成24年度1,768名、平成25年度1,965名、平成26年度2,090名、平成27年度2,205名)
 関節リウマチ」:983名
 SLE:194名
 強皮症・MCTD:138名
 多発性筋炎・皮膚筋炎:75名
 血管炎症候群:114名
 シェーグレン症候群:73名
 ベーチェット病:41名
 成人スチル病:25名
 リウマチ性多発筋痛症:102名
 脊椎関節炎:78名
 (オーバーラップ症候群は、主に治療されている病名で集計)

詳細は年報をご覧ください。