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086-462-1111(代表)

臨床腫瘍科

フロア案内
  • ≪外来≫臨床腫瘍科 2階(22)
  • 通院治療センター 10階

更新:2021年4月1日

特徴・特色

がん治療の三本柱は、外科的切除、がん薬物療法、放射線治療で、主に臓器別心療科により治療決定が行われています。近年のがんに対する分子標的薬やがんゲノムに対し、深い知識と専門性を有する臓器横断的ながん治療の需要が高まってきました。
臨床腫瘍科はその臓器横断的ながん治療と緩和医療を専門としています。

がん薬物療法


がん薬物療法は急速に進歩し、その有効性が多くのがんで証明されています。安全で、有効性の証明された実績あるがん薬物療法を、主として外来で実施いたします。さらに、より有効ながん薬物療法を開発するため、開発的がん薬物療法をご紹介いたします。

セカンドオピニオン

病気の診断結果と治療の選択肢についての主治医以外の医師の意見をセカンドオピニオンといいます。セカンドオピニオンを求めることは、患者さんの当然かつ重要な権利です。専門知識を駆使し、懇切丁寧に、セカンドオピニオンを実施いたします。

セカンドオピニオン外来は予約制ですので、事前にお電話やFAXで地域医療連携室(TEL:086-462-1111 内線22611、FAX:086-464-1166)までお問い合わせください。なお、医師のご指名はご希望に添えない場合があります。あらかじめご了承ください。

緩和医療

がん患者さんの有するさまざまな身体的および精神的苦痛に対し、緩和治療をチームによって提供いたします。緩和治療は早期の導入が重要と考えられています。外来でも緩和ケアを提供しますので、お気軽にご相談ください。また、居宅でのケアをご希望の方には、ソーシャルワーカーや地域の在宅療養支援診療所あるいは訪問看護の方々との連携のもと、緩和ケアを在宅で提供いたします。ぜひ、一度、お尋ねください。

がん免疫療法(研究的治療)

体内の異物や細菌、ウイルスなどの目印を認識して排除し記憶する仕組みを免疫といいます。がんにも目印があって、免疫ががんの排除に活躍していることが解明されました。この免疫を活性化してがん治療に応用する試みががん免疫療法です。 近年、免疫チェックポイント阻害剤がメラノーマ(ほくろのがん)や肺がん、腎がんなどに有効であることが証明され、標準治療を塗り代えました。さらに当科では 再発がん、難治がん、(がん性胸水・腹水: 現在準備中)などを研究対象とし、活性化自己リンパ球移入療法という研究治療を提供いたします。 

活性化自己リンパ球移入療法

活性化自己リンパ球移入療法は、2009年6月1日開始しました。2009年10月1日 第2項先進医療技術【先進医療A】「自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法」として認可されました。先進医療は保険承認を目指す研究的治療です。2016年3月31日まで、約500例の実績を収めました。この度、先進医療AからBへの変更申請が義務づけられたため、2016年4月1日より新規の登録症例は先進医療ではなく自由診療のお取り扱いで継続しています。

≪治療内容について≫

採血によってリンパ球を採取し、試験管内で刺激・教育・活性化してがんを殺す能力を授け、それを点滴でお戻しする治療です。

  • 完全予約制で、火曜日午前が治療日です。
  • 原則として、3週間に1回治療し、これを4-6回実施して評価します(1クール)。
  • 1回毎に10-20ml採血します。

≪副作用≫

発熱0.5%。重篤な副作用は経験されておりませんが、未知の副作用が発現する可能性があります。

≪対象≫

20才以上の組織診または細胞診で固形腫瘍の診断が得られた症例で、標準治療が無効となった、あるいは標準治療の存在しない、評価可能病変を有する進行・再発症例を対象とします。
ただし、除外基準の方は対象となりません(2017年6月8日更新)。

≪除外基準≫

1)血液腫瘍例、間質性肺炎例、自己免疫疾患例。
2)コントロール不良の合併症を有する症例。
  (例: 感染症、糖尿病、高血圧、虚血性心疾患、脳梗塞、黄疸)
3)分子標的薬あるいは免疫チェックポイント阻害剤を投与中の症例。
4)ステロイドあるいは免疫抑制剤の常用例。
5)評価病変のない症例。
6)通院困難例。
  (例: 入院例、酸素必要例、車いす、認知症、著名な浮腫、大量体腔液、痙攣、麻痺、骨折の方)
7)感染性のB型、C型肝炎罹患者、HTLV感染者、HIV感染者。
 HBに関してはHBs抗原陽性例を登録除外とする。

 HBs抗原は陰性で、HB予防ワクチンによるHB抗体陽性は登録可能とする。
 HCに関しては、治癒と判定されていない症例は登録除外、治癒と判定されれば登録可能とする。

≪費用≫

  • リンパ球移入療法・・・費用は、先進医療Aとして継続中の方は1回73,100円、2016年4月1日以降の自由診療の方は1回74,300円です。
  • それ以外の部分は、先進医療Aとして継続中の方は通常の保険診療、2016年4月1日以降の自由診療の方は保険診療との併用が認められませんので10割自己負担です。例)初診料、検査代など

≪受診方法≫

治療をご希望の方は、事前に「活性化自己リンパ球移入療法希望」と明記のうえ、主治医からの紹介状(診療情報提供書)を下記宛てまで郵送ください。折り返し、受診の日時をご連絡いたします。

≪お問い合わせ≫

お問い合わせは、郵便、メール、FAXにてお受けいたしております。
(注意)電話での問い合わせは受付けておりません。

住所
〒701-0192 岡山県倉敷市松島577
川崎医科大学附属病院 臨床腫瘍科 山口 佳之 宛
メール
lympha@med.kawasaki-m.ac.jp
FAX
086-464-1134(臨床腫瘍科)

メールでお問い合わせいただいた方へ

こちらから返信メールが送れない方がしばしばあります。
しばらくしても返事が届かないという方は、次のような可能性がありますのでご確認ください。

  • メールフィルターで受信拒否されている
  • 迷惑メールとして扱われている
  • メール容量が一杯になっている…など。

返信メールが受け取り可能な状態にし、再度お問い合わせください。

診療部長・責任者

山口 佳之
部長(教授) 山口 佳之 Yoshiyuki Yamaguchi
専門分野 消化器がん、がん免疫療法、がん化学療法、緩和ケア

認定医・専門医・指導医 日本外科学会認定医・認定登録医・指導医、日本消化器外科学会認定登録医・指導医・消化器がん外科治療認定医、日本大腸肛門病学会専門医・指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医

出身大学
広島大学 S57.3 卒業

主な対象疾患

関係する症状

おかしいなぁ、がんだったらどうしよう・・・と思ったら臨床腫瘍科へ。
がんの3大症状は狭窄、出血、疼痛です。

狭窄
食べると腹が張る、つかえる、吐く、便がでにくい、便が細いなど。
出血
コーヒーのようなものを吐く、
便が黒い、便に血が付くなど。
疼痛
食べると胸にしみる、お腹が痛む、背中が痛む、腰が痛いなど。

そのほか、倦怠感、疲労感、労作時息切れ、体重減少、下肢のむくみ、寝汗など、
全身消耗症状があればぜひ、お尋ねください。

治療している主な病気

5大がん(胃がん、肺がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん)・すい臓がん、その他の悪性腫瘍、原発不明がん、難治がん。
食道・胃腸内科肝・胆・膵内科消化器外科呼吸器内科呼吸器外科乳腺甲状腺外科および放射線科と連携して治療させていただきます。
そのほか、がん性疼痛、胸・腹水症、消化管閉塞、浮腫、呼吸困難、がんに伴う不定愁訴などに対応いたします。
活性化自己リンパ球移入療法は2009年6月1日開始いたしました。火曜日 午前が治療日です。

専門診療・専門外来

「特徴・特色」の項目をご覧ください。
消化管間質腫瘍(Gastrointestinal stromal tumor; GIST)専門外来
川崎医科大学附属病院は、中四国地区で唯一のGIST研究会運営委員施設としてGIST専門外来をしております。

 

お問い合わせ

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  • 迷惑メールとして扱われている
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住所
〒701-0192 岡山県倉敷市松島577
川崎医科大学附属病院 臨床腫瘍科 山口 佳之 宛
メール
lympha@med.kawasaki-m.ac.jp
FAX
086-464-1134(臨床腫瘍科)

実績

2018年度

患者数(延べ) 外来患者数 2,544人
入院患者数 4,386人

詳細は年報をご覧ください。