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中央検査部

フロア案内
  • 検査センター本館棟 3階
川崎医科大学 検査診断学教室

更新:2026年4月1日

北中 明
部長(教授) 北中 明 Akira Kitanaka
専門分野 臨床検査医学、血液内科学、輸血医学・細胞治療学

認定医・専門医・指導医 日本臨床検査医学会専門医、日本血液学会認定血液専門医・指導医、日本輸血・細胞治療学会認定医、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、認定ICD

出身大学
香川医科大学 H2.3卒業
技師長
岡﨑 希美恵

臨床検査は、患者さんの病気を正しく診断し、治療方針を決定するとともに、その治療効果を評価するために欠かすことのできない重要な医療プロセスです。中央検査部は、当院における多様かつ高度な医療を支えるために的確な臨床検査を実施し、その結果を迅速に診療部門へ提供しています。

中央検査部の業務は、大きく検体検査部門と生理機能検査部門に分かれます。

検体検査部門では、患者さんから採取された血液、尿、喀痰などの検体を受け付け、一般検査、血液検査、生化学検査、血中薬物濃度測定、ホルモン検査、腫瘍マーカー、感染症関連検査などを行っています。さらに、微生物検査や感染症関連を中心とした遺伝子検査も実施しています。自動分析装置などの主要な検査機器は搬送ラインでシステム化されており、検査データはすべて検査情報システムにより一元管理されています。中央検査部内の検査情報室では、システムおよびデータ管理に加え、外部からの問い合せ対応や検査項目に関する情報提供などの診療支援も行っています。

生理機能検査部門では、心電図や心臓超音波検査などの循環機能検査、呼吸機能検査、腹部臓器・体表・血管を対象とした超音波検査、ならびに脳波・筋電図などの脳神経機能検査を担当しています。また、専門外来における聴覚検査や、健康診断センターで実施される各種検査にも携わっています。

特徴・特色

中央検査部は、外来採血のほぼ全てを担当するとともに、検査情報システムを活用した迅速な検査実施および結果報告を行っています。また、微生物検査データを活用することで、院内感染対策にも積極的に貢献しています。

さらに、生理機能検査を中心に、診療の場へ出向いて行う出張検査を拡充し、臨床ニーズに柔軟に対応しています。当部門は、中国・四国地域における毒劇物解析検査の拠点としての役割も担っており、⾼度救命救急センターの診療活動を⽀援しています。

地域医療連携室を窓⼝として、他院からの紹介患者さんを対象に超⾳波委託検査を受け付ける「心エコー図外来(循環器内科と共同)」、および「腹部エコー外来(内視鏡・超⾳波センターと共同)」を運用することで、地域医療連携の推進にも寄与しています。

また、当検査部は臨床検査室の品質と能⼒に関する国際規格であるISO 15189認定を取得しています。検体採取、患者準備から検査結果の報告までの全てのプロセスにおいて、国際的なマネジメントシステムの要求事項に従い、検査品質を維持した信頼性の高い検査データを提供しています。(認定項目については、ISO 15189認定を参照)

主な検査などの紹介

採血・採尿センター

生理機能検査

検体検査

検査項目の基礎知識

専門資格と認定者数

(2026年2月現在)

  • 日本臨床検査医学会専門医:2名
  • 日本輸血・細胞治療学会認定医:2名
  • 第一種放射線取扱主任者(国資):1名
  • 一級臨床検査士:1名
  • 二級臨床検査士:現技師の取得率56.1%(37名),延べ取得数:56
  • 緊急臨床検査士:5名
  • 超音波検査士:13名,延べ取得数:21
  • 細胞検査士:1名
  • 認定輸血検査技師:3名
  • 認定一般検査技師:6名
  • 認定血液検査技師:2名
  • 認定臨床微生物検査技師:3名
  • 感染制御認定臨床微生物検査技師:3名
  • 日本心エコー図学会認定専門技師:1名
  • ⽇本臨床神経⽣理学会専門技術師:2名,延べ取得数:4
  • ⽇本臨床神経⽣理学会術中脳脊髄モニタリング認定技術師:3名
  • 血管診療技師:3名
  • 医療情報技師:1名
  • 健康食品管理士認定:1名
  • 救急検査認定技師:2名
  • 認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師:1名
  • 細胞治療認定管理師:4名
  • 認定骨髄検査技師:2名
  • 日本サイトメトリー技術者:1名
  • 有機溶剤作業主任者:3名
  • 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任:3名
  • 臨床検査技師臨地実習指導者:2名

実習生の受入れと教育

当院は教育病院としての役割を担っており、中央検査部では医学部学生(4・5年生)を対象に臨床実習を実施しています。血液および微生物標本の作製、腹部超音波検査、検査結果を用いた症例検討などを実施することで、実践を重視した教育を行っています。

また併設する川崎医療福祉大学臨床検査科学科の学生に対しては、約1年半にわたる体系的かつ充実した臨地実習教育を行い、確かな技術と知識の修得に成果を挙げています。さらに、近隣医療機関に勤務する臨床検査技師からの見学・研修の依頼についても、可能な範囲で受け入れを行い、地域全体の検査医療の質向上に貢献しています。

実績

2024年度

通常臨床検査 実施件数

一般 169,094件
生化学 3,212,557件
血液・凝固 575,499件
免疫化学 424,627件
輸血・遺伝子 12,306件
微生物 66,021件
毒劇物 202件
生理機能 63,944件
基本的検体検査実施 212,066件
外来迅速 加算 355,135件
合計 5,400,460件

お問い合わせ・ご意見について

中央検査部に関するお問い合わせ、苦情、ご要望等については、検査部スタッフへ直接お伝えいただくか、あるいは院内に設置の「声の箱」などでお気軽にお寄せください。いただいたご意見に関しては改善の機会として真摯に対応してまいります。

詳細は年報をご覧ください。