文字サイズ

086-462-1111(代表)

リハビリテーションセンター

更新:平成30年4月1日

言語聴覚療法部門

業務概要

言語聴覚療法(ST)では、言葉によるコミュニケーションの問題(発達障害や脳卒中後の言葉や発音の問題など)、聞こえの問題、摂食嚥下障害、高次脳機能障害などのある患者さんに対して、検査、指導、援助を行います。

特徴・特色

言語聴覚療法部門では、小児から高齢者まで、そして急性期の入院患者さんから外来の患者さんのコミュニケーション障害全般に対応しています。

特に、平成14年度より高次脳機能障害支援普及事業の岡山県拠点病院に指定され、現在は「高次脳機能障害及びその関連障害に対する支援普及事業」として、地域と連携体制を確立するための中枢機関としての役割を果たすよう努力しています。
平成16年度からは、リハビリテーション科外来にて高次脳機能外来が開設されました。高次脳機能外来に来られた患者さんに対して、リハビリテーション科医師からの指示に基づいて、評価・訓練を行っています。併行して、高次脳機能障害者当事者のグループワークや、その家族に対する家族支援も実施しています。

脳卒中の患者さんにも早期から関わり、摂食嚥下の問題に対応しています。失語症や構音障害、注意障害や記憶障害、遂行機能障害、社会的行動障害などに対しても評価・訓練を行っています。

現在、2名の言語聴覚士が日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定資格を取得しています。また、2名の言語聴覚士が日本言語聴覚士協会の認定言語聴覚士を取得しています。
当院には、川崎医療福祉大学所属の言語聴覚士が併任療法士として勤務しており、情報交換を行いながら臨床技術の向上に努めています。
また、研究活動にも積極的に取り組んでおり、前向き介入研究も実施しています。

主な検査などの紹介

失語症の検査として、標準失語症検査SLTA(Stadard Langusge Test of Aphagia)、WAB失語症検査日本版(Western Aphasia Battery)を使用し、失語症の重症度を評価します。記憶障害の検査として、ウエクスラー記憶検査WMS-R(Wechsler Memory Scale-Revised)、日本版リバーミード講堂記憶検査RBMT(The Rivermesd Behavioral Memory Test)、注意障害の検査として、標準注意検査法CAT(Clinical Assessmsnnt for Attention)やかな拾いテスト、遂行機能障害の検査として、WCST(Wisconsin Card Sorting Test)、BADS(Behavioural Assessmennt of the Dysexecutive Syndrome)、知能検査として、WAIS-Ⅲ(Wechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition)やレーヴン色彩マトリックス検査RCPM(Raven’s Colored Progressive Materices)、小児の知能検査として、田中ビネー知能検査やWISC-Ⅳ(Wechsler Intelligence Scale For Children Forth Edition)、言語発達検査として、ITPA言語学習能力診断検査、PVT-R絵画語い発達検査、発達検査として、新版K式発達検査などを実施しています。

実習生の受入れと教育

川崎医療福祉大学感覚矯正学科言語聴覚専攻の実習生を対象に実習の受け入れを行っています。3年生の学内実習では、見学実習、治療実習を大学職員と一緒に病院職員も対応しています。また、4年生の学外実習も必要に応じて対応しています。外部からの研修・見学も適宜対応しています。