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リハビリテーションセンター

更新:2021年4月1日

言語聴覚療法部門

業務概要

言語聴覚療法(ST)では、ことばによるコミュニケーション障害(発達障害や脳卒中後のことばや発音の問題など)、聴覚障害、摂食嚥下障害、高次脳機能障害の患者さんに対して、検査、指導、援助を行います。

言語聴覚療法の対象

  • 失語症
  • 失語以外の高次脳機能障害
  • 構音障害
  • 音声障害
  • 摂食嚥下障害
  • 言語発達遅滞
  • 聴覚障害
  • その他

特徴・特色

言語聴覚療法では、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう評価に基づき治療・訓練・支援を行っています。また食べること、飲み込むことに問題を生じた患者さんに対し、より安全な栄養形態の提案、嚥下機能の改善・維持を目的にリハビリテーション科医師とともに評価を実施し、訓練を行っています。

特に当院は小児から高齢者まで、そして急性期の入院患者さんから外来の患者さんのコミュニケーション障害全般に対応をしています。

脳卒中の患者さんには急性期から関わり、コミュニケーション方法の検討を行い、摂食嚥下の評価を実施し、より安全な栄養手段の方法について医師・看護師・管理栄養士と連携を図りながら取り組んでいます。失語症や構音障害、注意障害や記憶障害、遂行機能障害、社会的行動障害などに対しても評価・訓練を行っています。
リハ

また、耳鼻咽喉科の医師が診察にて、音声リハビリテーションが必要であると判断された場合、リハビリテーション科に紹介され、リハビリテーション科医師とともに評価・訓練を実施しています。定期的に耳鼻咽喉科医師と患者さんの状態についての情報交換を行っています。
平成16年からリハビリテーション科外来にて高次脳機能外来が開設されました。高次脳機能外来では、支援コーディネーターを兼務している言語聴覚士はリハビリテーション科医師からの指示に基づいて、評価・訓練を行っています。併行して、高次脳機能障害者当事者のグループワークや、その家族に対する家族支援も実施しています。
高次脳機能障害についてはこちらをご覧ください。

当院には、川崎医療福祉大学所属の言語聴覚士が併任療法士として勤務しており、情報交換を行いながら臨床技術の向上に努めています。
加えて、質の高い言語聴覚療法を患者さんに提供できるよう高次脳機能、摂食嚥下、発達障害などの研究活動にも積極的に取り組んでいます。

検査器具の紹介

嚥下障害・構音障害の患者さんに舌圧測定器を使用して評価や訓練を実施することもあります。
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音声障害の評価としては、GRBAS尺度、VHIVoice Handicap Index)、音声分析ソフト、音声機能装置を用いて評価・訓練を行っています。
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実習生の受入れと教育

川崎医療福祉大学リハビリテーション学部 言語聴覚療法学科の学生を対象に実習の受け入れを行っています。

3年生の学内実習では、見学実習、評価実習を大学職員とともに病院職員も行っています。また、4年生の学外実習も対応しています。

外部からの研修・見学も適宜対応しています。毎年、12名の方が研修にこられています。

他部門の実習生教育へのコ・メディカルとしての関わり

医学部、看護学科をはじめ多くの分野の実習生が臨床実習を行う教育施設であることから、臨床場面を通じて多職種で学生指導に関わります。

専門学校非常勤講師

隣接する川崎リハビリテーション学院の非常勤講師として毎年数名が委嘱されており、専門科目を担当しています。