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感染管理部

更新:2025年4月1日

手指衛生直接観察法について

更新 : 令和7年8月5日

 医療従事者が適切なタイミングで手指衛生を行うことは、医療関連感染の減少につながり、患者の生命と安全を守る上で極めて重要です。医療現場における感染予防と安全性の向上を目的として、手指衛生の実施状況を客観的に記録・評価するために手指衛生直接観察法が導入されています。

 手指衛生直接観察法は、WHO が提唱する「5つの手指衛生の瞬間」などのガイドラインに基づき、手指衛生が適切に実施されているかを確認するものです。

 当院では毎月2回程度、各部署で患者さんのケア等が行われている場面で、医療従事者が医療従事者を対象に手指衛生直接観察法を実施しています。定期的なフィードバックを行うことで、手指衛生遵守率の向上を目指し、手指衛生に対する意識と理解を深め、院内感染対策の重要性を組織全体で共有しています。