がん登録はがん患者さんのがんの罹患、転帰その他の状況を把握し、分析する仕組みであり、がんの罹患率および生存率など、がん対策の企画立案と評価に際しての基礎となるデータを把握・提供するとともに、がん患者さんを含めた国民に対して科学的治験に基づく適切ながん医療を提供するために必要なものです。

当院では、2007年4月1日から院内がん登録委員会を設置するとともに院内がん登録規程を策定し、個人情報の保護を徹底しつつ、院内がん登録を円滑に推進するための体制を整備しています。

登録項目と入力コードは、地域がん診療連携拠点病院の院内がん登録の標準登録様式を用い、同登録定義で指定された入力コードを用いて登録しており、がん対策情報センターによる研修を受講した院内がん登録の実務担当者を配置しています。また、全国がん登録への届出も行っています。