初期臨床研修
海外研修
当院では初期臨床研修の一環として、当院が提携する海外の大学、病院での短期間(おおむね4週間程度)研修を実施しています。
研修医2年目の医師を対象に、海外の先進的な研修制度あるいは医療事情を体感し、国際感覚を養い、幅広い視野と高い理想や向上心を抱いて後期臨床研修へのステップとしていただくことを目的としています。
現在、提携研修先は以下のとおりです。
- Stanford Hospital & Clinic(California, USA)
- University of Calgary(Alverta.USA)
旅費について
旅費については、海外研修に対する奨学金制度(20万円を限度とする)を受けることができます。
海外研修制度要項/申請書(PDF)
2023年度 研修報告/海外研修レポート
海外研修報告書 ~Psychiatry and Behavioral Sciences, Stanford University School of Medicine~
古味 和晃
2023年の9月から10月にかけての約4週間、アメリカのカリフォルニア州にあるスタンフォード大学精神科の睡眠研究所で基礎研究の研修をさせていただきました。神経系の基礎研究に興味があり耳鼻科の原教授に相談したところ、今回の海外研修先のスタンフォード大学睡眠研究所の西野教授の研究所に紹介してもらい研修することになりました。スタンフォード大学はカリフォルニア州サンフランシスコから約南東に60㎞の距離に位置しています。サンフランシスコとサンノゼの両都市間を結ぶ地域は、古くからシリコンバレーと呼ばれ、Appleやgoogle、インテルなどのIT関連の本部や研究所が多くあります。私の研修先の研究所の隣には、パソコンのhpやテスラなど有名な会社もありました。今回の研修先であるスタンフォード大学に向かうために岡山からサンフランシスコに向かいました。サンフランシスコにどのように行くかいろいろ考えた結果、とりあえず西の方向に向かうことにしました。約1週間かけて、バンコクとロンドン、リスボン、ワシントンD.Cを経てサンフランシスコに到着しました。この約1週間を1人で旅行し、多くの経験を得ることもできました。スタンフォード大学に到着後、大学病院についてスタンフォード大学の先生に案内してもらいました。救急外来と病棟は、スタンフォード大学にいる日本人の先生に案内してもらい、アメリカと日本の医療制度の違いなど教えていただき、大変勉強になりました。その翌日から西野教授のラボで実験を始めました。実験自体は、動物実験を用いた睡眠に関する研究をしました。マウスのゲージの管理や免疫染色なども行いました。期間中に免疫染色も染まり後半は、そのデータを整理しました。期間中にデータの集計もできある程度のデータを出すこともできました。この期間中に西野教授の研究所の先生方に多くことを指導していただき、基礎研究に必要な基礎的な、染色やデータ解析など経験することが出来ました。この期間中は、データをまとめるのが少し忙しい時もありましたが、土日の休日を利用して様々な所へ行くことが出来ました。アメフトの試合やシリコンバレーのアップルやグーグル、インテルの会社や、ピクサーの本社も行くことが出来ました。グーグル本社では自転車で探索できて楽しかったです。アメリカでハンバーガーをたくさん食べました。美味しかったです。
最後になりましたが研修期間中にも関わらず、このような機会を与えていただいた、良医育成支援センター長和田教授、永井病院長をはじめとする川崎医科大学附属病院関係者の皆様に心から感謝申し上げます。本当に有難うございました。引率してくださった耳鼻咽喉・頭頸部外科の原先生と木下先生に心から感謝申し上げます。
西野教授と
細胞解析中
海外研修レポート
宮本 隆史
2023年9月から10月にかけての3週間、米国カリフォルニア州のStanford大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学教室にて研修をさせて頂きましたので御報告をさせて頂きます。
私は医療を必要としているできるだけ多くの患者さんを診ることができる医師になりたいと思っています。その為に、研修期間は、それぞれの診療科で学ぶべき必要な知識と技術を習得する努力を続けています。一方で、俯瞰すれば診療科と同様に言語や国境も患者さんへの医療の提供を妨げる要因になっていることは否定できないと思います。以上から日本だけでなく、将来的に海外で一定期間臨床をしたいという思いがあり、自分の中で少しでも目標の具現化ができればという思いで今回の海外研修に臨みました。
今回の留学で、私たちは耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室のvisitorとしての受け入れであり、実際に手術やカンファレンス、治療方針決定に参加させて頂くことは叶いませんでしたが、外来、手術と様々な側面から臨床を見学させて頂きました。外来では、嗄声や嚥下困難、いびきなどを主訴に来られる患者さんが多く、背景疾患としては睡眠時無呼吸症候群、声帯ポリープなど、比較的日本でメジャーな疾患の方が多かったです。内服の処方だけでなく、原因精査目的で内視鏡で精査を行うこともありました。研修期間中に耳鼻科を回っていなかった自分にとって有意義な機会でした。手術見学では、成人に対しては副鼻腔炎に対するESS(内視鏡下副鼻腔手術)、扁桃腺摘出を見学する回数が多かったです。日本であまり見かけない手術としては、舌下神経電気刺激療法のパルスジェネレーター埋め込み術を複数回見学させて頂きました。研修後半には、小児の耳鼻科手術を見学させて頂く機会もあり、アデノイド切除や、急性中耳炎に対しての鼓膜切開術などを見学することができました。外来見学では、症状や、その性状についての話が多く、学生の方や、先生方と、実際に日本の診療と比較しての意見交換をさせて頂いたりもしました。手術見学では、副鼻腔の構造や手技の詳細について、医学的、言語的に明らかに勉強不足であり、悔しさが残るものの非常に勉強になりました。個人的に非常に印象的だったのは、研修初日に現地でER doctorとして働いておられる御手洗剛先生がER全体を案内して下さった際、医療資源が聞きしにも増して圧倒的に整備されていたことです。大部屋はあまりなく、あったとしてもしっかりとした仕切りでプライバシーが確保されており、患者のバイタルサインを逐次確認する大画面のモニターの他に患者さんが使用できるテレビ自体も複数入っている病床もありました。ERの見学機会はこの1度きりしかありませんでしたが、国民全員が入る医療保険が無く、入院の選択肢が安易でなもので無いこと、十分な入院日数が確保出来ない場合もあることなども含め様々考えさせられました。私は研修医になってから今回の留学以前に、海外で短期ではありますが、フィリピンやカンボジアでの臨床を経験しました。その際の印象とも比較した全体的な感想としては、アメリカの医療は物的・人的資源が非常に充足している分、各人の役割が明確化しており、専門性が高く、質の高い医療レベルが担保されていることを実感しました。また、患者さんのインテリジェンスも高く、内服薬の管理もより緻密で、判断基準に使用できる情報量や、選択できる治療戦略も多かったです。先述したように、今回の研修はあくまでvisitorとしての参加だったため、患者さんの診療に直接関わることはできませんでした。貴重な経験ではありましたが、自分の中で、やはり臨床に参加し、直接的に患者さんの治療に関わりたいという思いがあることに気づくことができました。今後、日本で研鑽を積み、臨床力の軸を作った上で本当の意味で現場に立てるよう日々勉強していく所存です。
最後になりますが、今回の研修を実現して下さった耳鼻咽喉・頭頸部外科学教授原浩貴先生、現地で貴重なお時間を割いて温かいおもてなしをして下さったStanford大学医学部精神科学教授西野精治先生とその御家族、これまで、これからのキャリアについて示唆に富むお話をして下さった慈恵医大耳鼻咽喉科学教室客員教授千葉伸太郎先生、リアルタイムでERを詳細に案内して下さった御手洗剛先生、現地で拙い医療英語を理解しようと努めて下さり、丁寧に応じて下さったStanford大学の先生方、今回の研修の実現にお力添えを頂いた川崎医科大学附属病院関係者の皆様に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
スタンフォード病院内
スタンフォード病院正面入口
海外研修報告書
森本 洋輝
初期研修も終盤にさしかかり、9月とは思えない日本の暑さに嫌気がさしていた頃、スタンフォード大学病院での3週間に及ぶ研修が始まりました。語学力の心配より1ドル150円の記録的円安に震えながら到着した深夜のサンフランシスコ国際空港は想像を絶するほどに肌寒く、常夏気分で軽装だった私は震えながら一晩過ごしました。
翌朝に耳鼻咽喉科原教授、木下先生、共に研修に参加した古味先生、宮本先生と合流しスタンフォード大学へと向かいました。初日はオリエンテーションを兼ねた施設紹介、ビジターカードの発行(我々は免除でしたが$1000/monthと超高額!)を行いました。その後、救急外来、小児病院を救急科御手洗医師に案内していただきました。御手洗医師は17歳で単身アメリカ留学し、そのままアメリカで臨床医として働いておられる方です。スタンフォード大学の救急外来の紹介動画がYouTubeにアップされているので興味のある方は検索してみて下さい。
見学後は宿泊先に移動しました。スタンフォード大学の立地がシリコンバレーということもあり、近辺のホテルやモーテルの宿泊料の高さに渡航前から頭痛とめまいに襲われていましたが、スタンフォード大学に近く割安なモーテル1室を20泊予約することができました(3人相部屋でも日本の個室ホテル×3より高かった…)。ここから男3人での相部屋生活が始まりました(笑)。ベッドが2つしかなかったこと以外は特に大きな問題はなかったので割愛しますが、節約のために自炊をしたり、週末はレンタカーを借りてサンフランシスコ観光をしたりと想定以上に充実した生活を送ることができました。余談ですが、カリフォルニアワインがフルーティーで美味しかったことが最も充実していた要因であった可能性は否定できません。
2日目からはひたすら耳鼻科での研修です。基本的に外来見学か手術見学の二択だったのでアメリカでポリクリをしているような感覚でした。最初の洗礼として大学病院から10キロ以上離れた関連病院へ向かうように指示されていましたが、朝から大学病院内を彷徨っていました(案内が非常に分かりにくかったことを言い訳させて下さい!)。関連病院までの交通手段はバスか電車でしたが、レンタカーかUberでないとたどり着けないような辺鄙な場所だったこともありその日は急遽大学病院内で外来見学をすることになりました。
東京ドーム700個分のアメリカ1を誇る広大な大学構内に耳鼻咽喉科専用の棟を有しており、外来はその棟内にありました。外来の構造はスタッフの詰所を取り囲むように診察室が3つあり、日本の外来よりもコンパクトで窮屈な印象を受けました。外来診療は教授1人に対し専攻医、医学生(日本での研修医のような立ち位置)が数名ついており、看護師、医療事務員を合わせて1つのチームが編成され診療業務が行われていました。診療方法はまず専攻医と医学生が現病歴等の聴取を行い、内視鏡検査を済ませた状態で教授にプレゼンテーションします。次にアセスメントとプランについてのディスカッションを行います。最後に教授が診察室に赴き、数分で結果を説明し終了といった感じです。これを3部屋で回していました。英語が母語のアメリカで、かつ医学用語が多用される現場でのディスカッション内容の理解は難しく、医学生が平易な言葉で内容を説明してくれたことでなんとか(なんとなく?)理解はできました。診療内容は睡眠時無呼吸症候群の評価や治療方針決定、永久気管孔の管理、声帯や声門疾患の診断など多岐に渡っており、日本における耳鼻科診療と大きく異なる点はなかったのではないかという印象を個人的には受けました。
続いて手術見学についてです。成人の手術は大学病院に隣接した手術棟、小児の手術は隣接した小児病院内の手術室で行われます。毎朝迷子になりながら手術室入口までひたすら病院内を歩き、くたびれひとつ感じさせない手術着に袖を通し手術室に向かいます。ロッカールームで毎回出会う清掃員のお兄さんに「日本人は珍しいよ」と驚かれました(中韓からの研修生は多いそう)。手術室でも外来診療と同様、教授の他に専攻医、医学生が数名おり術野を囲んでいました。手術は教育的かつ和やかに進行され、教授が説明しながら執刀するケースや教授のレクチャーを受けながら専攻医や医学生、臨床留学生が執刀するケースがあり、私の眼には日本での手術風景と変わらぬ光景に映りました。驚いたことといえば小児の手術全例で麻酔から醒める前に集中治療室へ移動させていたことです(大丈夫か?と思いながら着いていきましたが集中治療室では小児麻酔科医が待機しておりスムーズに引き継がれていました)。他にもベッド上での体位変換は看護師一人で手足を掴んで引きずっていましたがこのあたりは文化の違いなのでしょうか、日本がいかにきちんとしているかを再確認する良い機会となりました。
慌ただしくも異文化に優しく包まれる時間はあっという間に過ぎ去りました。学生時代にラオスとインドの病院を訪れたことがありますが、その際とは異なる視点から海外の医学に触れることができ刺激を受けたことに違いはありません。しかし同時に言語や文化の壁をまざまざと感じ、もどかしい瞬間が多々存在したことも事実です。このような経験も含め、今回の海外研修が意義のあるものであり貴重な時間であったことを嬉しく思います。そして初期研修の期間でこのような海外研修を体験できる機会は珍しく、後輩たちにはぜひ参加することをお勧めします。息抜きにもなりますし楽しいですよ。
最後になりますが、今回の海外研修のためにご尽力していただいたすべての方々へ心から感謝申し上げます。
大学構内にはのびのびと勉強する学生があちこちにいました
外来研修で。左から医学生、私、教授、専攻医2名。
平成29年度 研修報告/海外研修レポート
シカゴ研修
三宅 宏德
2017年7月、米国シカゴにあるRush University Medical Center(RUMC)の整形外科学、脊椎チームで一ヶ月間研修をさせていただき、手術・外来・研究室をそれぞれ見学させていただきました。
手術は、腰部脊柱管狭窄症や脊柱側湾症など症例は様々でしたが、いずれもダイナミックな手術が多かったです。例えば、腰部脊柱管狭窄症の椎体後方アプローチでは、まず正中から矢状断に大きく切開し、棘突起・椎弓の一部を除去した後器具で固定しますが、当院のような内視鏡を使用する症例はありませんでした。また、縫合に関しても日本とは異なっており米国ではバイクリル糸が好んで使用されていました。真皮縫合を行った後、表皮を連続縫合するのですが、左右の皮膚をまるで蛇が這うように縫合し、最終的な創は左右に大きく蛇行していました。術中操作は日本の方が丁寧であったように思います。
外来は、一日十数人程度の患者の診察を見学させていただきました。患者は全て、いずれかの教授の先生に割り振られており、一度講師の医師や研修医の予診を受けた後、教授の先生の診察を改めて受けるという方法がとられていました。私はほとんどの予診・診察に入りました。アメリカ人同士の会話はとても早く、半分程度しか聞き取れませんでしたが、事前に画像検査の結果を見てからの診察でしたのでなんとか内容は理解できました。
診察自体は特に日本と変わりはなく、問診をし、MMTやDTRなどの身体診察を行い次回の予約を取るという流れでした。その後カルテを記載するのですが、カルテは全てiPhoneで音声入力でした。院内のネットワークもGoogleで管理されており、私たちが普段するようにインターネット検索で患者情報が出てくるのは驚きました。
研究室は、検体の椎体を特殊な機械に載せてコンピュータ制御で様々な姿勢を取らせ、どの部位にどれくらいの力がかかっているのかを計測し、身体を痛める姿勢や、逆に疼痛を緩和するためにはどのような姿勢が良いのかを解析していました。研究のデータは既に計測し終わった後で、細かいデータの整理や論文作成が主でした。
RUMCでの研修では、Rush University Medical Schoolの一人の研修医といつも同じでした。彼と最初に会ったのは手術室でした。研修初日、私が後から手術室に入ると彼は自己紹介をしながら私に右手を差し出してきました。右手を握り返しながら拙い英語で自己紹介をしたのをはっきりと覚えています。そこからは毎日彼とともに手術・外来を見学させていただきました。米国では四年制大学を卒業した後、さらにMedical Schoolへ四年通わなければなりません。彼はMedical Schoolの三年生とういことでしたが、その堂々とした振舞いに感心しました。外来では、彼とともに二人で予診をとることもありました。どっしりと構え、前述のとおり患者の問診・身体診察を行い、教授の先生へ報告を行うのですが、プレゼンテーションの方法に無駄がなく、自信をもって臆することなくハキハキと自分の考えを述べていました。自分が学生の時分、あるいは今現在もこれほどのプレゼンテーションができただろうかと考え、これまでの研修医生活を振り返ってみましたが、残念ながらあまりできてはいなかったなと反省しました。彼とは日本と米国の研修医制度の違いを話したり、将来の科を相談したりと短いながらもとても充実した時間を過ごすことができました。
川崎医科大学の海外研修プログラムを経て、日本とは全く違った医療現場を経験することができました。日本が劣っている部分もあれば勝っている部分もあり、そういったことを生身で経験することができたのは、私の人生において非常に大きな糧になったと感じています。海外研修プログラムを通して感じたこと・考えたことを今後忘れることなく、これからの生活を張りのある、より充実したものにしていこうと思いました。今回はこのような機会を与えて頂き本当にありがとうございました。
平成28年度 研修報告/海外研修レポート
アメリカ・シカゴ研修報告
研修医2年 原 啓之
私は初期研修医対象の海外研修プログラムに応募し、2016年6月にアメリカ合衆国イリノイ州の都市であるシカゴのRush University Medical Centerとその関連施設にて整形外科を同期研修医である三崎先生と共に研修させていただきました。
6月のシカゴは非常に暖かく過ごしやすい気候であり、慣れない海外生活を送るのには絶好の気候でした。シカゴは人口がアメリカ第3位と大きな都市であり、非常に便利な都市でした。Rush Universityはそんなシカゴの中心街からは少し離れた場所にあります。Illinois Medical Districtと呼ばれる地区にあります。Rush Universityの整形外科はアメリカでもトップクラスであり、私たち以外にも日本人、韓国人など様々な国からの留学生がいました。
私たちは整形外科教授の長谷川徹先生と交流のあるRush University教授であるHoward An先生の下で主にスポーツ整形と脊椎外科の外来・手術見学に参加させていただきました。
アメリカでの朝は非常に早く手術は7時30分には開始されていました。多い日で脊椎外科では3~4件、スポーツ整形では7件くらい手術が同じ執刀医で1日に行われていました。執刀医の先生は手術の重要な手技のみ行い、開創や閉創などは助手であるレジデントやPA(Physician Assistant)が行いつつ複数の部屋を使い並列で行うことが多かったです。 日本では入院期間がある程度あるような手術もアメリカでは日帰りもしくは翌日に退院するのが一般的であり、その違いをあちらのスタッフに言うと「あり得ないね。」とかなり驚いていました。
Medical center以外の関連施設での手術見学をさせてもらいました。その施設は経過観察室と手術室のみがあるというシンプルな構造であり、ショッピングセンターのオフィス階にあるという場所にありました。周囲に普通の関係のないお店があり、お客さんもいるなかで簡素なドア1つのみで周囲と隔たれているという状況でした。そこでも全身麻酔での関節鏡手術などスポーツ整形の手術や脊椎外科の手術が複数行われていましたが、基本的にすべてが日帰り手術であったのは驚きでした。
外来見学は朝から多くの患者さんがいました。日本と異なり、患者さんがそれぞれ個室に振り分けられPAやレジデントが予診をとったあとに、上級医がそれぞれの部屋を回って診察するというものでした。医者の多くが白衣を着ておらず握手で診察が始まり、握手で終わるというフランクな雰囲気であったのが印象的でした。
学生時代のポリクリで見た風景、研修医として今まで見てきた病院の雰囲気とアメリカで毎日見る風景は異なる点が多く非常に興味深かったです。
毎週月曜日から金曜日の5日間に外来・手術見学をさせてもらい、土曜日と日曜日は基本的に休日でした。毎日の研修を楽しむとともに休日を利用して観光も楽しみました。サッカーCopa Americaの観戦やナイアガラの滝、ニューヨーク観光をしました。
アメリカでの研修は1カ月と短い期間でしたが、言葉や周りの人を含めて全てが異なるという生活は非常に刺激的でした。実際の医療現場で手技など技術的なことでアメリカと日本において全く異なるとは感じませんでしたが、様々な人種がいることや医療システムなどそのほかの点で多くの違う点がありました。百聞は一見に如かずとよく言われますが、1カ月間の今回の研修に参加することで実際知っていたことでも現地で感じることができたというのが最大の収穫だと思います。
最後になりますが、整形外科主任教授長谷川徹先生、Rush University教授Howard An先生、卒後臨床研修センター長中田昌男先生、整形外科教室秘書の方々などその他多くの方々のご尽力のお陰で無事に海外研修を修了できました。ここで深く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
シカゴの風景
Rush Medical Center
整形外科専用の建物(外来や検査室、スタッフの部屋)
Rush Medical University 研修報告書
研修医2年 三崎孝昌
こんにちは、ただ今臨床研修医2年目の三崎孝昌です。今回2016年5月末から6月いっぱいシカゴにあるRush Medical Universityに短期留学させていただきました。正直、2015年3月に医師国家試験に合格し、臨床研修のスタート切った自分が2016年6月の1カ月間アメリカ・イリノイ州・シカゴにいるとは想像できなかったと思います。しかし海外研修のディレクターである長谷川教授のご好意と私が整形外科を志望しているということ、さらに同期であり友人でもある原先生も一緒に誘われていたため一大決心し渡米いたしました。
シカゴはアメリカ第三の都市と言われ、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ人口の多い街、イリノイ州にあるミシガン湖の南西岸に位置する北米屈指の大都市です。アメリカ第二位の経済、金融拠点で、五大湖工業地帯の中心地です。摩天楼がそびえ立つアメリカ型都市の発祥と言われています。また緯度・経度の話になりますが日本と比べて夜の8時以降ですら明るく夜明けが早かったこともとても印象に残っています。
研修の話ですがまずIDカードの作成などの事務的なこと、健康診断、その他施設の案内から海外研修担当であるHoward・Ann教授へ挨拶し一日目は終了しました。翌日より本格的な研修がスタートしました。研修の大半は手術見学と外来見学であり、脊椎外科とスポーツ整形を主に研修させていただきました。手術の入室は朝7時ととても早く件数も多いため前年度研修された福間先生、渡辺先生からのご助言で私たちは病院から割と近いdamenという街に居住しておりました。脱線になりますがdamenは緑が多く若者が集う街ということでバリュエーションに富んだ食事や簡単な運動ができるなど住むには困ることのない街でした。
さてRush大学での話になりますがまず手術室の多さ、規模には驚愕しました。手術室の中には見たことないくらい眩しい光を放つ無影灯やその先についているHDのカメラ、それにとても大きいディスプレイが掲げてありました。我々は基本的に患者さんに触れてはいけないという研修上のルールがありましたので手洗いせずともそのディスプレイから映し出される映像で手術の臨場感を味わうことができました。また手術中は外回り看護師さんや手術器具の業者の方々から簡単な英語でお話を伺う機会があり時折冗談を交えて会話したり楽しい時を過ごすこともできました。
外来においてはDrが同一の部屋にいるというスタイルとは違い4~5部屋を患者さんに先に待機してもらいDrが部屋に入って診察に回るという日本とは一風違うスタイルで効率的に診療・診察を進めているものだと感心しました。またカルテ記載は主にiphoneを用いた音声を使ったアプリ(おそらくですが)で記載しておりDrから看護師までスマートフォン片手に独り言をぶつぶつ呟いている光景に驚きました。金曜日は朝からカンファレンスがあります。菓子パンやサンドイッチ・フルーツ・コーヒーが際限なく振る舞われアットホームで老若男女わけ隔たりない雰囲気で始まるためカンファ中はガンガン質問が飛びあい白熱した空気を味わうことができました。若い人でも発言している姿はアメリカならではの積極性なのかもしれないと思いましたが自分も見習わなければと考えたりすることができました。
さて土曜、日曜は休日です。そのため我々はその機会にシカゴの中心地に赴き買い物したりマイケル・ジョーダンプロデュースのステーキハウスに行ったり、とある休みの際はニューヨークに滞在、観光したり、カナダのナイアガラの滝見学もしたりと普段の生活では中々楽しむことのできない時間を過ごすことができました。ちょうどアメリカではコパ・アメリカという北・南米諸国の大会も開催されておりシカゴにあるソルジャー・スタジアムにサッカー観戦しに行くこともできました。
最後のほうは多少研修以外のことを強調して書いてしまいましたがシカゴにいる期間は毎日が刺激的で多くのことを経験することができたと考えております。また同期の原先生には色々迷惑をかけてしまいましたが良い友人関係を築けたと考えています。この貴重な経験は今後の自分の医師人生において良い経験になりました。
最後になりましたが今回の研修を誘っていただいた長谷川徹教授、この機会を与えてくださった中田教授、柏原教授、園尾病院長、福永学長、川崎誠治理事長研修を受け入れてくださったAnn教授その他病院関係者の皆様に深くお礼申しあげます。
RUSH大学
海外研修報告書 ~Friburg大学~
研修医2年 三宅智雄
今回私は2007年から始まったTraveling Fellowship Residency Program(TFRP) 海外 研修プログラムに応募し、2016年6月下旬から約1ヵ月間ドイツ・フライブルグ大学皮膚科病棟へ研修に行かせていただきました。流れとしては、川崎医科大学附属病院の皮膚科で研修・指導をしていただいた後ドイツ・フライブルグでの研修となりました。
私は以前から海外の医療や文化には興味を持っていましたが、学生時代に短期留学に積極的に応募するといったことはありませんでした。医師となり海外研修へ行かれた研修医の先生方や、留学経験のある講師の先生方の話を聞きいた際、実際に自分も行って海外の医療を肌で感じてみたいと思うようになりました。そこでせっかくこのようなプログラムがあるのなら活かすしかないと思い勇気を振り絞って応募致しました。プログラムへの参加が決まってからはフライブルクの大学の教授の秘書との英語でのメールのやり取りや、飛行機の手配など大変なこともありました。出発前には海外での医学研修への期待と不得意な英語とドイツ語へ対する言語の不安がありました。私は6月22日からドイツへ向かい、23日にフライブルクへ到着しました。前年に研修に行かれた先生から話を伺っていた通りのきれいな町でした。フライブルクはドイツの西南部に位置し、ドイツ語で「黒い森」という意味の豊かな自然のシュヴァルツヴァルトに生まれた古都です。モザイク模様の石畳と、その脇を流れる水路が美しく環境 保護で先進的な取り組みをしいるとても住み心地の良い町でした。7月のドイツは日照時間が長いため21 時でも明るく、また気候も日本の秋に近く心地よい印象でした。フライブルク大学の正式名称はアルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク(Albert-Ludwigs-Universität Freiburg)で、バーデン=ヴュルテンベルク州フライブルク・イム・ブライスガウにある国立大学です。ドイツで5番目に古い大学であり、1457年、オーストリア大公アルブレヒト6世によって創立されたそうです。創立時には医学、法学、哲学、神学の4学部でしたが、現在は11の学部を擁し、学生数約2万人、アカデミックスタッフ9,000人の総合大学だそうです。本部・教務部・工学部の3つの主要な校舎を中心としてフライブルクの約6か所にキャンパスが点在しており、街全体がキャンパスのような役割を果たしています。そんなフライブルク大学医学部付属病院の皮膚科病院施設で24日にフライブルク大学皮膚科学主任教授とのランチミーティングとチューターのドクターとの顔合わせがありました。研修は、ドイツの生活に慣れてからということで7月1日から開始ということになりましたが、レジデントの先生たちとの親睦会として、26日にシュヴァルツヴァルトにある湖でセーリングとバーベキューに招待していただきました。親睦会では緊張や、慣れない英語のためあまり会話ができませんでしたが、どの先生もとてもフレンドリーで、安心して研修を始めることが出来ました。また、7月はサッカーのEURO 2016大会開催期間中であったため、一緒にドイツ代表のサッカー観戦をしにパブリックビューイングは行きました。
7月1日からの研修では一般外来、化学療法外来、アレルギー専門外来、レーザー外来、病棟、手術室を研修させていただきました。それぞれのパートを2日~4日でローテートしていきました。治療方針はあまり日本との違いを感じることはありませんでしたが、診療や教育においてはところどころ違いを感じることが出来ました。特に印象に残っていることを3つ挙げると、日照時間が長いため21 時でも明るく、また気候も日本の秋に近く心地よい印象でした。一人の患者に対する診察時間の長さ、カンファレンスの様子、学生の立場です。外来での一人当たりの診察時間は一人当たり30分~1時間で枠を取っており、長い時には2時間を超えて全身を診察していました。よく日本では診察時間が短いことを3分診察といって問題視とされていますが、ドイツでは診察時間枠を決めており、それ以上は診察しないようになっているとレジデントの先生は言っていました。次に驚いたのはカンファレンスの様子です。フライブルク大学の皮膚科では、ホールに先生方全員が集まり、実際に患者さんを呼び入れ全員で診察を行います。診察後、患者さんが部屋から出ていくと後検討会が開かれ、教授から若いレジデントの先生まで活発に議論していました。今まで患者さんを全員で診察し、カンファレンスを行うといったことを経験したことがなかったので衝撃的でした。最後に、ドイツの医学生の立場や心構えについて感心しました。卒業まで2年の学生たちと1年前の学生たちが研修していましたが、病棟では主治医と変わらない働きをしていました。実際に患者さんを何人か持ち、カルテを書き治療方針について上級医と相談していました。手技や治療法なども積極的に行っており、一人で生検を行っている学生もいました。ドイツでは卒業後は日本のように各科のローテートは無く、各専門に進むそうです。そのためみんな貪欲に学んでいるようでした。私も見習わなければならないと感じさせられました。
研修期間中の週末にはミュンヘンやベルリン、ケルンなど様々な観光地を訪れ、異国文化や歴史も感じることが出来ました。ヨーロッパではEURO2016大会期間中ということもあり、試合のあった夜には、若者が大騒ぎしてお祭りのようでした。
今回の研修では多くのことを経験でき大変有意義なものでした。今回の海外研修を始めるにあたって病院手続をサポートしてくださったプログラムディレクターの長谷川徹教授、事前からのやりとりに加えて現地までの準備と同行をして頂いた吉井 章恵先生、現地の研修をサポートしてくださったProf. Tudamanに深く御礼申し上げます。そして、最後になりましたが研修期間中にも関わらず、このような機会を与えていただいた、卒後臨床研修センター長中田昌男教授、園尾博司病院長、福永仁夫学長をはじめとする川崎医科大学附属病院関係者の皆様に心から感謝申し上げます。本当に有難うございました。
海外研修報告書 University Medical Center Freiburg
初期研修医2年 小笠原万莉
今回、約1か月間ドイツのフライブルグ大学皮膚科で研修させていただきました。Traveling Fellowship Residency Program(TERP)2016の存在を知った時、海外留学の経験はなく英語も自信ありませんでしたが、せっかくこのような機会があるなら挑戦してみようという気持ちで応募しました。
日本を発ち、まず着いたのはフランクフルトでした。私はヨーロッパを訪れるのが初めてだったのでとても興奮したのを覚えています。その後フライブルグへ電車で向かいました。フライブルグは南にある町で、常にカラッと晴れていました。湿気がないため部屋の中ではクーラーは必要なく、窓を開ければ風が気持ち良く感じられ、十分過ごしやすい環境でした。研修した時期は7月で、フライブルグの先生にドイツで最もいい季節だと言われました。
研修が始まる前に、Tuderman教授と秘書の方、そしてチューターのDavid先生にお会いしました。ランチをしながら挨拶をし、その後アパートに案内していただきました。少し大学からは遠かったですが、これから始まる生活にワクワクしました。
研修はWound Healing/Laser Department、Allergy Department、Operating Department、Ward(Jacobi/Rost)、Outpatient Department、Day Hospitalの部門に分かれていて数日ごとに研修させていただきました。当然ですが、患者さんと先生やメディカルスタッッフの会話は全てドイツ語で、ついていけず困ることもありましたが、その都度先生方が英語で説明してくださり、また、質問はないかと常に気にかけてくださいました。患者さんの皮疹を一緒に見て、何の疾患を疑うかと質問されることもあり、緊張感を持って望むことができました。正解した時の喜びはとても大きかったです。
その中でも私が一番印象深かったのはOperating Departmentです。もともと皮膚外科に興味があったので、とても楽しく研修させていただきました。フライブルグ大学では、日本なら処置室でするような皮膚生検から、腫瘍摘出術やストリッピング手術まで幅広く行われていました。最初は手洗いするかと聞かれてから恐る恐る術野に入っていましたが、後半は自分から手洗いしたいとお願いして積極的に術野に入って研修させていただきました。手術中には先生が英語で説明してくださり、非常に勉強になりました。また、手術はとても効率的で、患者さんの入室や清潔野の確保、ドレッシングなどは看護師さんによって行われ、先生は手術のみに集中できるといった環境には驚きました。
日本との文化の違いとして印象に残ったのは病室とカンファレンスです。大部屋の病室にカーテンはなかったのですが、患者さんは周りを気にすることなく過ごされていました。カンファレンスでは患者さんがカンファレンス室に入り、直接大勢の先生に囲まれて診察されます。日本だったら驚くような光景でしたが文化の違いとして興味深く感じました。
週末はお休みをいただいていたので、ベルリンやミュンヘンなど小旅行に出かけました。どこに行っても建物は美しく、絵画や彫刻といった芸術作品には心から感動しました。また、私たちが研修していた時期にはUEFAというサッカーのイベントがあり、皮膚科の先生方がパブリックビューイングに連れて行ってくださり、ドイツが勝った日は町全体がお祭りのように盛り上がっていました。一緒にセーリングやバーベキューも楽しみました。そして、前教授のSchoepf先生にはお家へ招待していただいたり、フライブルグの町を案内していただきました。
最後に、今回この研修に参加させていただきとても充実した時間を過ごすことができました。英語に自信はなく、ドイツ語も話せない状態で不安を抱えてはいましたが、フライブルグ大学の先生方、スタッフの方々に支えていただき、なんとか無事に研修を終えることができましたことを深く御礼申し上げます。また、今回の研修に参加するにあたってプログラムを準備してくださった責任者の長谷川徹教授、卒後臨床研修センター長中田昌男教授、卒後臨床研修センターのスタッフの方々、そして研修前にご指導くださった当院皮膚科藤本亘教授をはじめとする皮膚科の先生方、引率してくださった吉井先生に心から感謝申し上げます。
過去の研修報告/海外研修レポート(PDF)
平成27年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
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ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 福間 貴雅 | |
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 渡辺 聖也 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 勝又 諒 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 新井 理恵 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 吉井 章恵 | |
トロント小児病院(カナダ) | 田中 賀大 | |
ジョンズホプキンス大学(アメリカ) | 金丸 詩門 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 円山 綾乃 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 中塚 騰太 |
平成26年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
---|---|---|
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 坂本 一晴 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 稲井 雅光 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 福田 光希子 | |
トロント小児病院(カナダ) | 渡邉 奈保子 | |
バーモント大学(アメリカ) | 鈴木 聡一郎 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 設楽 曜 |
平成25年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
---|---|---|
トロント小児病院(カナダ) | 藤田 祥典 | |
トロント小児病院(カナダ) | 岩本 尚子 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 印南 恭子 |
平成24年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
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フライブルク大学(ドイツ) | 田中 夕紀子 | |
トロント小児病院(カナダ) | 杉本 悦子 | |
トロント小児病院(カナダ) | 堀谷 美奈 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 羽間 恵太 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 吉武 奈見 |
平成23年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
---|---|---|
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 大寺 秀介 | |
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 河合 昭昌 | |
トロント小児病院(カナダ) | 稲村 憲一 | |
トロント小児病院(カナダ) | 服部 孝二 |
平成22年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
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ジョンズホプキンス大学(アメリカ) | 安永 雅 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 大平 伸 | |
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 河本 豊広 | |
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 清水 総一郎 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 福田 寛文 | |
トロント小児病院(カナダ) | 加藤 敦 |
平成21年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
---|---|---|
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 牧山 公彦 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 岡 大五 | |
フライブルク大学(ドイツ) |
桒田 憲明 |
平成20年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
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ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 射場 英明 | |
ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 加納 健司 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 海部 三香子 | |
トロント小児病院(カナダ) | 近藤 英輔 | |
ミュンヘン大学(ドイツ) | 松本 佳子 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 守屋 亜紀 |
平成19年度
研修先 | 研修者名 | レポート |
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ラッシュメディカルセンター(アメリカ) | 洪 洋熹 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 山田 祥子 | |
フライブルク大学(ドイツ) | 吉田 由香 |