院内表彰

ベスト研修医・ベスト指導医・ベストMCCプレゼンター・精勤賞

最も精進した研修医に「ベスト研修医」賞、研修医指導に最も献身いただいた指導医に「ベスト指導医」賞、モーニングケースカンファレンスにおける最も優れたプレゼンターに「ベストMCCプレゼンター」賞を制定しています。
また、2021年から精勤賞を新たに制定しました。
これは、モーニングケースカンファレンス、レジデントセミナーの出席率が2年を通して最も高かったことを表彰するものです。
投票及び卒後臨床研修委員会で協議の結果、下記の先生が選ばれました。

令和4(2022)年度ベスト研修医・ベスト指導医・ベストMCCプレゼンター

ベスト研修医

受賞者:リウマチ・膠原病科 シニアレジデント 山田 雅智

R4 ベスト研修医 山田雅智先生

 正直に申しますと私は研修医時代同期に研修医の先生方と特に変わらない生活をしていましたが、受賞していることに驚きを隠せません。私を推薦してくださった皆様に感謝致します。さて、私は研修医になり驚いたことは医師という職業は感謝されやすいことでした。ただこれからの研修医の先生方に気を付けていただきたいことがあります。確かに外部関係者や病院関係者からも存在しているだけで感謝していただけます。これに対して自身が医師免許を持っているだけで何か特別な存在である(神様でもあるかのような)勘違いするという噂を聞きます。しかし、先生方も私も周りの人と変わりないただ医学知識を少しもっているだけの人間でありその道のプロであるだけです。他の職業と違い無用に我々は感謝されますから、自身が日々傲慢になることなく謙虚にいるべきです。 さて、研修医の先生方は研修医が終了すれば今度は後期研修医として仕事をすることになります。 後期研修医は自身で仕事を熟していく必要があります。その前段階の研修医時代に1人でどう考え仕事や自身に足りない部分を補充していくかを考えれば初期研修科ごとに得られるものが増えるかもしれません。いろいろ御託を記載しましたが、研修医の先生はよく学び、遊び、経験せよということです。常に医療患者に対し一生懸命に常に熱心であれということです。2つの点大きく述べましたが、あくまで私の考え方であり別の考えもありますので、先生方なりに考えてみてください。今後とも当院に研修医に先生のますますのご活躍を祈っております。

  

ベスト指導医

受賞者:脳卒中科 副部長 大山 直紀

R4 ベスト指導医 大山直紀先生

 ありがとうございます。価値観が異なり各々の個性も異なる若手医師を指導する難しさをいつも強く感じているだけに、このような賞をいただき大変うれしく思います。以前は(若手医師からの要望が多い)レクチャーをよくしており、レクチャー後には理解できたと喜ばれ私も満足していたのですが、若手医師が研修後1年もすると身につけたはずの知識のほとんどを忘れてしまっていることに気がつきました。よく考えると自分も症例を通して知りたいと思って行動し身につけた知識でなければ何度教科書や参考書を読んでも忘れてしまいます(専門医試験やトレーニングなどで専門領域以外の新しい知識を身につけパワーアップしたように思っても、1年後には見事に跡形なく消えてしまい元通りです)。最近では、単純に知識を研修医に降り注ぐのではなく、基本的+少しの専門的知識を伝えたあとはできるだけ自分で考えて行動できるように誘導することを意識しています。自分も常に省みて自己研鑽しながらより良い指導医として良医育成に寄与していきたいと思います。最後に、若手医師からの意見やダメ出しなどいつでもお受けしますので遠慮なくご指導ください。今後ともよろしくお願いいたします。

ベストMCCプレゼンター

受賞者:研修医2年 三浦 真史

R4 ベストMCC 三浦真史先生

 この度は、2023年度ベストMCCプレゼンターに選出していただき、誠にありがとうございました。当院のモーニングケースカンファレンスは初期研修医が研修の中での学びを互いに共有する場であり、私自身、同期のプレゼンテーションから刺激を受け、日常診療に還元できるように日々の診療をさせていただいております。そのような貴重なプレゼンテーションの中で、優秀賞をいただけたことをとても光栄に思います。 私が発表させていただいた内容は「研修医初めての抗菌薬」と題して、感染症初期対応から抗菌薬選択、投与後のフォローアップについて、私が研修を通して学んだ内容をまとめたものでした。1年目の後輩研修医の先生方が入職したばかりのタイミングでの発表時期だったことともあり、僭越ながら初期研修医になって選択に迷う抗菌薬処方について診療の一助になればと発表させていただきました。 ただ、今回の発表は他の同期の先生2名に声をかけさせていただき、3コマの連続講義形式にさせていただいたので、協力してくれた同期や、日々の診療の中でご指導いただいている当院の先生方のご助力お陰だと考えております。 今回の賞を励みに更に精進して参ります。この度はありがとうございました。

精勤賞

受賞者:消化器内科 シニアレジデント 寺林 聡一

R4 精勤賞 寺林聡一先生

 この度は大変名誉ある賞をいただき誠にありがとうございます。 2021年度より新設された賞とのことで、二人目の受賞者になれたことを光栄に思います。 MCCならびにレジセミは、研修医の皆様や上級医の先生方が日々診療を行う上で重要と判断した知識をわかりやすく教えていただける貴重な機会だと思います。恥ずかしながら私は自分から積極的に勉強するのが苦手で、この機会を自身の知識のアップデートに活用させていただいておりました。今は専攻医として忙しくも充実した日々を送っていますが、ゆっくりじっくり勉強できる時間がなかなか取れずにいます。抗菌薬や心電図、創傷処置など内科外科に関わらず必要となる知識をわかりやすく簡潔なスライドで説明していただき、今でも日々の診療で困ったときは参考にしています。朝早くて大変とは思いますが、一度知識を整理する意味でもMCCやレジセミに出席いただければ将来きっと役に立つと思います。この度はありがとうございました。

 

過去の受賞者

年 度 ベスト研修医 ベスト指導医 ベストMCCプレゼンター 特別賞
令和3(2022)年度 丁 サムエル 大山 直紀 名和田 正明 精勤賞:山本 緑
令和2(2021)年度 和田 将史 山内 佑 丸久 拓真
平成31年度 小出 侑佳 山内 佑 梶山 彩加
平成30年度 木下 征也 谷本 大吾 平岡 雅和
平成29年度 岩本 侑一郎 庵谷 千恵子 古川 芽衣
平成28年度 都 鍾智 中島 義博 白形 鷹博
平成27年度 勝又 諒 永井 太士 三宅 智雄
平成26年度 井川 京子 竹原 延治
永井 太士
稲井 雅光
平成25年度 岡本 公志 高橋 治郎 井川 京子
平成24年度 堅田 洋佑 根石 陽二 内野 和也
平成23年度 林田 麻美 藤本 壮八
平成22年度 遠迫 孝昭 根石 陽二
平成21年度 板野 精之 林田 晃寛
平成20年度 坂本 悠記
松本 佳子
林田 晃寛
平成19年度 角谷 裕之 吉田 晋 長谷川 徹
平成18年度 庵谷 千恵子 池田 雅彦
平成17年度 佐野 史典 作田 建夫 和田 秀穂