最も精進した研修医に「ベスト研修医」賞、研修医指導に最も献身いただいた指導医に「ベスト指導医」賞、モーニングケースカンファレンスにおける最も優れたプレゼンターに「ベストＭＣＣプレゼンター」賞を制定しています。

投票及び卒後臨床研修委員会で協議の結果、下記の先生が選ばれました。

　この度はベスト研修医という名誉ある賞を戴きまして、誠にありがとうございます。この場をお借りして、初期研修期間にお世話になりました先生方やコメディカルの皆様、一緒に研修期間を共にした同期の先生方に感謝申し上げます。

　初期臨床研修の２年間は、非常に多くのことを学ばせていただきました。研修医になって初めて白衣を着て病棟に向かった時は身の引き締まる思いだったのを、今でも鮮明に覚えています。全てが初めてのことばかりで、指導医の先生方やコメディカルの皆様には数多くのご迷惑をお掛けしました。それでもいつも懇切丁寧にご指導していただき、また患者さんからの温かいお言葉に支えられ、無事2年間の研修を終えることができました。

初期研修期間に学ばせて頂いたことは、今後の医師人生にとって貴重な財産です。今後も初心を忘れることなく、「良医」を目指し、医師としてもひとりの人間としても、日々精進していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

この度は、ベスト指導医というたいへん名誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。思い返せば、川崎医科大学5年生の頃からこの賞の存在は知っておりました。毎年、自分も尊敬する先生方が受賞されてきた賞であり、素直に、とても嬉しく思います。

現在ももちろんですが、これまで多くの先生方にご指導いただき、それが今の自分の研修医指導につながっています。そのうえで、自分の研修医時代を振り返ると「他人に聞けなかったこと」「もっと早く知りたかったこと」「知ってる振りをしたこと」など、鮮明に記憶に残っている、できなかった勉強の思い出があります。今の研修医の先生がわからないことが、ある程度わかっているつもりです。そのような経験に加え、「腎臓内科に偏らず、どの科に行っても役に立つこと」を意識しながら指導を行ってきました。そして、一番大切にしていることは、楽しく仕事をすることです。研修医の先生とはだんだん年齢は離れてはいきますが、一度チームを組んだ仲間として、一緒に楽しい研修期間を過ごせればと思っています。医局員みんなで研修医を迎え入れ、大切に指導をしてきた結果が評価されての、今回の受賞だと思っております。この場を借りて御礼申し上げます。

この賞に恥じぬように、今後も頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 

　今回はこのような賞を頂戴し、誠にありがとうございます。発表にあたり指導してくださった指導医の先生方にお礼を申し上げます。また、1年間共に準備しMCCを行なってきた同期の先生方も一つ一つの発表が刺激を受け勉強させていただきました。ありがとうございました。

　今回、「救急外来で役に立つ！創傷治癒法」というテーマで発表させていただきました。研修医として初めて数カ月の当直中、救急外来での外傷の処置の際に、物品の名前さえ聞き慣れない上、救急の現場という状況も相まって何かしたいけど何もできずもどかしく思った経験がありました。周囲に聞いてみるとこの経験は私だけでなく同期の皆も感じていることが分かり、この経験を共有する目的で、今年から導入されたセミナー形式に挑戦することにしました。

同僚・先輩の研修医の方々に向けてセミナーという形で発表するということもあり、自分自身も身を引き締めつつ勉強できたと思います。また、知識を共有し、研修医同士で切磋琢磨できたのではないかと考えます。今後も日々の診療から自己研鑽を重ね医療に従事していきたいと考えております。この度はありがとうございました。