命の最前線フライトナース

フライトナースの制服は白衣ではありません。
このブルーのウエアが空を飛ぶ看護師の証。
緊急を要する救命治療のために
ドクターヘリに搭乗するフライトナースは、
高度救命救急センターに勤務する看護師の一員です。
私が看護師を目指したのは、中学生の時祖母が入院し徐々に元気がなくなる姿を見るのが怖くて、お見舞いに行くことができませんでした。その時のことがずっと心残りで、同じような思いを抱えている患者さんやご家族の力になりたいと思い、看護師を目指しました。
救急の現場では、救命が第一とされ、治療や処置が優先されることが多いです。しかし、そういう環境であったとしても、患者さんから伝えられる言葉や表情、一つ一つを見逃すことなく、患者さんがどうしてほしいと思っているのか、患者さんのために何をすることが最善なのかを考え、行動することが、看護師である自分がその場にいる意味なのではないかと思っています。
看護師をしていると、救えなかった命を目の当たりにしたり、大きな壁にぶち当たることもあります。しかし、自分が関わったことで救えた命があること、今まで通りの生活に戻っていく患者さんの姿を見られることは、看護師としてのやりがいだと感じています。