スキルス・ラボ
施設紹介
実力ある医療スタッフの育成を目指して
「スキルス・ラボ」は平成19年9月1日にオープンし、平成23年には現在の本館棟11階東病棟に移転しました。当院のみならず、地域の医用系学生・研修医・看護師などすべての医療従事者が卒前・卒後教育における基本的手技の演習及びチーム医療の一員としての技法を体得して、高度専門医をはじめ、実力ある医療スタッフを目指すことを目的としています。センター内には、日本最大規模の『病棟演習室』と8つの演習室・管理室があり、2名の専属事務職員が配置されています。
病棟演習室
当院の病棟の設備・施設・規模を再現した模擬病棟があります。スタッフステーション、作業準備室、デイルーム、病室、介助シャワー室、患者用トイレ、回収リネン室、ダスト室、清浄室から構成されています。
病室は、一般病室仕様の4人室、ICU仕様の2人室、HCU仕様の個室、陰陽圧仕様の個室の4種類があります。フィジカルアセスメント、急変時の対応、注射、移動、洗髪、清拭、シャワー、沐浴、創傷ケア、感染防止、人工呼吸器の取扱い、輸液ポンプの取扱い、排泄介助などの処置やケア、看護記録、ナースコールの対応等、日々の病棟の業務と同様の演習等、実践的なシチュエーションを想定して、現実に即した学習、演習を行うことが可能です。
多目的演習室
最新の演習設備とIT端末を取り揃え、個人又は少人数グループでの個別学習・カンファレンスから、多人数が参加する大規模なセミナーまで、用途と目的に応じて様々に対応できる8つの演習室を整備しています。
臨床教育研修センター配置図
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