専門・認定薬剤師とチーム医療
- がん薬物療法認定薬剤師・外来がん治療認定薬剤師
- ICT(院内感染対策チーム)担当薬剤師
- NST専門療法士
- HIV感染症薬物療法認定薬剤師
- 緩和ケアチーム担当薬剤師
- CDEJ(日本糖尿病療養指導士)
- 日本DMAT隊員
- 認定・専門資格取得と研修施設認定
- 研究業績
がん薬物療法認定薬剤師・外来がん治療認定薬剤師
外来がん治療認定薬剤師
がん医療は著しく進歩し、抗がん剤治療を受ける患者数も年々増加しています。近年では、抗がん剤による吐き気などに対し予防薬も使用できるようになり、また、がん細胞のみに特異的に作用し副作用が比較的少ない分子標的治療剤が次々と登場してきました。以前に比べれば治療を受ける患者さんの身体的な負担は減ってきた印象がありますが、一方で個々の患者さんの治療内容や生活環境に応じて、適切な薬剤選択や副作用予防・対策を行うことがより重要となってきています。
当院の薬剤師は、抗がん剤の投与量や治療スケジュールのチェック、無菌調製、治療継続・副作用回避のための医師への処方提案・患者さんへの治療内容の説明などを行っています。その中で、各種がんの認定薬剤師は、がん分野の専門的な知識を有し、最新情報を収集して、日々進歩し増え続ける抗がん剤の正しい知識や使用方法を医師、看護師などの医療スタッフに情報提供しています。がん医療においても多職種がそれぞれの専門性を活かしてチームで取り組むことが不可欠であり、一人でも多く患者さんが安心して抗がん剤治療を受けられるように各医療スタッフと協働しながら抗がん剤治療の適正使用や副作用対策が行われるように話し合っています。
日進月歩で進むがん医療の最新情報を得て、医療現場で活用していくためには様々な知識と日々の努力が必要となりますが、薬剤師の薬学的考察や視点で患者さんの治療に直接関わることができることに大きなやりがいを感じられると思います。
(森田 早貴 福山大学卒 2008年入職)
ICT(院内感染対策チーム)担当薬剤師
感染制御専門薬剤師
病院で感染症の予防・治療を行うには医療チームを作ることが必要です。ICT(Infection Control Team)は、感染防止に携わる医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師、事務職員等で構成され、それぞれの専門的な知識を生かして、院内における感染症の発生抑制や治療に取り組んでいます。
感染制御における薬剤師の役割として、まず抗菌薬の適正使用があります。一つ一つの薬剤の特性を検証し、抗菌薬の選択やTDMを含む投与設計を行うことによって、治療が成功した時は非常に達成感があります。また、抗菌薬の使用統計および管理も重要な業務です。その他、消毒薬の適正使用を推進したり、ICTラウンドを通じて院内の環境整備、院内教育、ICTメンバーによるミーティングや会議で情報を共有したりと、幅広い業務を行っています。
感染症の分野は広く様々な知識を必要とするため、毎日毎日が勉強ですが、非常にやりがいのある分野だと思います。
最近では、服薬指導業務を行う病棟担当薬剤師も、担当患者さんの感染症治療について各科の医師から相談を受け、積極的な治療への関与を求められることが多くなっています。私達ICT担当薬剤師は各病棟担当薬剤師とも協力し、チーム医療の一員として、今後も院内の感染制御に貢献していけるように日々努力したいと思っています。
(藤井 哲英 徳島文理大学卒 2008年入職)
感染症専門医・指導医・認定ICD、抗菌化学療法指導医
薬剤師は院内感染対策の主要なコアメンバーです。とくにICTラウンドや抗菌薬適正使用、耐性菌対策などに関することで、院内感染対策室の私たちと協力して活動しています。その結果、抗MRSA薬やカルバペネム系抗菌薬の適正使用、TDMの実施などにおいて、目覚ましい結果を出すことができており、たいへん感謝しています。院内感染対策は病院の質そのものです。チーム一丸となって病院の質を高めていきましょう。
(院内感染管理室 専任医師、臨床感染症科部長 大石 智洋先生)
NST専門療法士
NST専門療法士
『NST』とは、「Nutrition Support Team」の略で、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士など、各専門のスタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い、患者さんに最良の方法で栄養支援をするチームです。
NSTの活動は、患者さんの栄養状態を評価し、適切な栄養療法を提言・選択・実施することで、栄養状態の改善・治療効果の向上・合併症の予防・QOL(生活の質)の向上・在院日数の短縮などを目的としています。
当院では週に1回のカンファレンスと回診を行っており、その中で薬剤師として栄養投与経路の検討、高カロリー輸液を中心とした処方設計、栄養剤と医薬品の相互作用の回避、下痢等の消化器症状に対する薬剤選択の提案などを行っています。サポート対象患者さんの中には誤嚥性肺炎を繰り返す方や短腸症候群の方など一筋縄ではいかない症例も多々あります。しかし、チームの提案により患者さんの状態が回復した、寝たきり状態から離床ができるまでになった、退院が可能となったなどNSTでの仕事は他職種と直接的に成果を共有することができとてもやりがいのあるものです。
これから薬剤師として働く皆さんも、ぜひ栄養に興味を持っていただき、患者さんの早期回復にともに取り組みましょう。
(薦田 理恵 北陸大学卒 2006年入職)
管理栄養士
悪心、嘔吐、排便コントロールなど、患者が食事を摂る上で障害となる症状に合わせた薬剤の提案、量の調節を提案して下さって本当にいつも助かっています。
チーム医療として患者に最適な栄養療法を行なえるよう、力を合わせて頑張っていきたいと思っています。
(管理栄養士 井上 幸香)
HIV感染症薬物療法認定薬剤師
HIV感染症薬物療法認定薬剤師
HIV感染症は「特殊な人の特殊な病気」と思っていませんか?HIV感染者は毎年確実に増えていて、「すぐとなりにある感染症」です。当院は岡山県のエイズ治療中核拠点病院で、県内で圧倒的に多くの患者さんの治療を行っています。
HIV感染症薬物療法認定薬剤師の主な仕事は、HIV感染症の薬物治療を受ける患者さんの服薬を支援することです。抗HIV薬は多剤併用(3剤以上)で、しかもほとんどの薬がとにかくデカイ!そして服薬を始めると、飲み忘れなくずっと飲み続ける必要があります。薬によって服用回数や食事の影響が違うので、薬を始める前に仕事や一日の生活リズム等を確認し、患者さんに合った薬を決めるところから始めます。そして注意する副作用や相互作用のほか、飲み忘れた時や食事時間が変わった時の対応などを具体的に説明します。開始後も服薬の状況や副作用の有無を確認し、服薬を続けるための支援を行います。
HIV感染症にはいまだ周囲の偏見や差別感情が強く、その治療には、医師、看護師、薬剤師のほか、ソーシャルワーカーや心理カウンセラーとの連携も欠かせません。当院ではHIV診療にかかわる職種が集まって、月1回カンファレンスを行い情報交換しています。
(二宮 洋子 岡山大学卒 1981年入職)
緩和ケアチーム担当薬剤師
緩和薬物療法認定薬剤師
緩和ケアチームの一員として病棟ラウンドと緩和ケア研修会に参加しています。
当院の緩和ケアチームは薬剤師のほか、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・栄養士・臨床心理士で構成されています。各職種と話し合いながら活動することで、「患者さんから見た薬」を知ることになりました。患者さんが生きる上で大切にされていることを尊重し、入院中のみならず、退院後の生活に配慮した薬剤選択が必要になることもあります。また主治医から緩和ケアチームへ介入依頼のあった患者さんのみでなく、病棟・薬剤部スタッフの緩和薬物療法に関する疑問質問に対し、実際の経験を踏まえて回答または一緒に解決方法を見つけていく毎日です。
病棟薬剤師として活動する中で、薬についてコツコツ学習していたことが基礎となっていますが、患者さんには本当に薬剤師として成長させていただきました。これまでの経験を生かし、緩和ケアチームメンバー、医薬品情報担当薬剤師、各病棟担当薬剤師と連携し、患者さんの不安・抵抗感等を理解した上での薬剤情報提供、服薬支援を行っていきたいと思います。
(安原 景子 徳島文理大学卒1991年入職)
CDEJ(Certified Diabetes Educator of Japan:日本糖尿病療養指導士)
わが国の糖尿病患者数は、年々増加しています。糖尿病は一度発症すると「治癒」することはなく、食事療法・運動療法・薬物療法を続けて、コントロールしていかなければなりません。つまり、糖尿病治療に最も大切なのは、患者さんの自己管理です。CDEJの責務は、自己管理ができるように指導し支えることだと思っています。
私は、CDEJ薬剤師として、日々の薬剤管理指導業務や糖尿病教室で患者さんと関わり、主に薬物療法についての指導を行っています。ですが、実際に患者さんとお話しすると、食事、運動、生活スタイルなど様々なことが問題点として挙がってきます。その際に、薬のこと以外はわかりませんという訳にはいきませんので、糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を身に着けておく必要があります。そして、さらに詳しい内容については主治医に相談したり、担当看護師や管理栄養士に指導を依頼したりと、各専門職種と連携して患者さんの療養指導に努めています。
またCDEJの資格試験受験の際には、糖尿病内分泌内科の先生に指導していただき、一緒に受験する看護師さん達と励ましあいながら勉強しました。そういった意味でも、職種の垣根を越えて、協力しやすい環境が整っていると感じています。
患者さんの療養生活の質を高くするにはどうすればよいのか、日々悩みながら業務に取り組んでいますが、多くの方々からの協力が得られる環境に感謝し、より良い指導を行っていけるよう努力しようと思っています。
(黒川 温子 京都薬科大学 修士課程修了 2009年入職)
日本DMAT隊員
当院は災害拠点病院であり、災害時に活動する医療チームDMATを有しています。東日本大震災と熊本地震では、当院のDMATが出動し、医療救護活動を行いました。私も日本DMAT隊員になり、薬剤師の専門性を災害医療に生かせるよう取り組んでいます。
災害時には全国各施設のDMATや医療救護班が集結し、究極のチーム医療が行われます。また行政、消防、警察等の機関との連携も欠かせません。私は、東日本大震災では医療救護班として岩手県で活動し、熊本地震ではDMAT先発隊として医師や看護師らとともにドクターヘリで出動しました。被災地では職種間、施設間の壁を越えて互いに協力し連携することがいかに重要か、身に染みて実感しました。
DMAT隊員の中に薬剤師という職種はないのですが、災害医療活動を経験すると、被災地での薬剤師へのニーズの高さがよくわかります。現在、当院はAMDAと協定を結び、南海トラフ地震発生時には当院の薬剤師が、医療救護班として高知県へ派遣される予定です。そのため、後輩とともに研修会に参加するなど、薬剤師の災害時対応能力の向上を図っています。
当院は災害拠点病院であり、災害時に活動する医療チームDMATを有しています。東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨では、当院のDMATが出動し、医療救護活動を行いました。私も日本DMAT隊員になり、薬剤師の専門性を災害医療に生かせるよう取り組んでいます。 災害時には全国各施設のDMATや医療救護班が集結し、究極のチーム医療が行われます。また行政、消防、警察等の機関との連携も欠かせません。私は、西日本豪雨の際、災害対策本部で救護の統括に関わる業務を行いました。被災地では職種間、施設間の壁を越えて互いに協力し連携することがいかに重要か、身に染みて実感しました。 DMAT隊員の中に薬剤師という職種はないのですが、災害医療活動を経験すると、被災地での薬剤師へのニーズの高さがよくわかります。現在、当院はAMDAと協定を結び、南海トラフ地震発生時には当院の薬剤師が、医療救護班として高知県へ派遣される予定です。そのため積極的に研修会に参加するなど、薬剤師の災害時対応能力の向上を図っています。 DMAT隊員になる際、「それはDMATの仕事ではないとは言わず、自分たちにできることはどんなことでも支援する姿勢でいることがDMATの信念である」と教わります。私自身も日頃から、それは薬剤師の仕事ではないとは言わず、チームの中に薬剤師がいることで質の高い医療が提供できるのであれば、どんなことでも積極的に取り組む姿勢を心がけています。
(矢吹 晃宏 帝京大学卒 2010年入職)
認定・専門資格取得と研修施設認定
当院ではがんや感染、栄養をはじめとする幅広い領域の知識や認定・専門資格をもつ薬剤師が所属しています。
また、これらの資格を取得する条件である下記の研修・養成施設に認定されており、これらの認定・専門資格の取得を目指す方をサポートする体制が整っています。
2022年4月現在
研究業績
発表年月日 | 発表者名(所属名) | 演 題 名 | 学会名(開催地) |
2015年7月4日 | ○岡田絵里加,大村 翠,鈴木良枝, 萱 智史,阿部真寿美, 小林美代子,玉井恭子(薬剤部) 金子真里奈(高知赤十字病院) |
当院の注射処方せんにおける疑義照会内容の分析 | 第23回クリニカルファーマシーシンポジウム医療薬学 フォーラム (愛知県名古屋市,名古屋国際会議場) |
2015年10月31日 | ○安原景子,萱 智史,大村 翠, 小林美代子,勝村登美子, 二宮洋子,玉井恭子 (薬剤部) |
フェンタニル舌下錠の頻回使用を経て適正使用に至った1症例 | 第54回日本薬学会・日本薬剤師会・ 日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会 (高知県高知市,高知市文化プラザかるぽーと) |
2015年11月21日 | ○隅田英幸,伏見友里,藤井 悠, 岸田佳恵,髙井美和,髙橋沙希, 二宮洋子,玉井恭子(薬剤部) 仁科惣治,日野啓輔(肝胆膵内科) |
当院におけるダクルインザ,スンベプラの服薬状況 | 第25回医療薬学会 (神奈川県横浜市,パシフィコ横浜) |
2016年2月20日 | ○藤井哲英,北川誠子,二宮洋子(薬剤部) 石松昌己, 河口 豊(中央検査部) 平田早苗,寺田喜平(感染対策室) |
多剤耐性緑膿菌検出における要因の検討 | 第31回日本環境感染学会総会学術大会 (京都府京都市, 国立京都国際会館グランドプリンスホテル京都) |
2016年6月5日 | ○安原景子、薦田理恵、小野眞代、華房幸代、二宮洋子、玉井恭子(薬剤部) | 緩和ケアチームの介入により転院・在宅への移行が可能となった1症例を通じて検討したチーム薬剤師の役割 | 第10回日本緩和医療薬学会年会(浜松) |
2016年9月18日 | ○藤井哲英、北川誠子、二宮洋子、玉井恭子(薬剤部)、河口豊、 石松昌己(中央検査部)、平田早苗(看護部)、寺田喜平(小児科) |
2剤耐性から多剤耐性緑膿菌への移行における要因の検討 | 第26回 日本医療薬学会年会(京都) |
2016年9月18日 | ○山根有未、吉田友紀、北川誠子、岡田絵里加、矢吹晃宏、渡邉公美子、 槇枝大貴、二宮洋子、玉井恭子(薬剤部)、田中了(皮膚科) |
悪性黒色腫患者に対するニボルマブの使用状況および副作用発現に関する調査 | 第26回 日本医療薬学会年会(京都) |
2016年11月5日 | ○土師暁(旧姓 三好)、今滝泉、小原富由美、山口紗枝、二宮洋子、 玉井恭子(薬剤部) |
当院におけるプレガバリンの適正使用調査 | 第55回 日本薬学会・日本薬剤師会・ 日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会(岡山) |
2016年11月5日 | ○玉田圭恵、服部真奈、藤岡夕希子(薬剤部) | ランマーク皮下注®投与患者における低カルシウム血症予防薬に関する実態調査 | 第55回 日本薬学会・日本薬剤師会・ 日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会(岡山) |
2017年2月23日 | ○勝村登美子、薦田理恵、二宮洋子、玉井恭子(薬剤部)、 遠藤陽子(栄養部)、高杉栄子(看護部)、松本英男(消化器外科)、 寺本房子、平井敏弘(川崎医療福祉大学医療技術学部臨床栄養学科) |
栄養サポートチームがサポートした患者の栄養状態の動向と下痢症状を呈す患者の背景分析 | 第32回 日本静脈経腸栄養学会学術集会(岡山) |
2017年2月24日 | ○藤井哲英、北川誠子、二宮洋子(薬剤部)、 石松昌己、河口豊(中央検査部)、平田早苗(看護部)、 大石智洋、寺田喜平(小児科)、 萱智史、玉田圭恵、隅田英幸(薬剤部) |
バンコマイシン塩酸塩注(VCM)の血中濃度トラフ値が高値(25μg/mL 以上)となる要因の検討 | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年2月24日 | ○北川誠子、藤井哲英、二宮洋子(薬剤部)、平田早苗(看護部)、 石松昌己、河口豊(中央検査部)、大石智洋、寺田喜平(小児科) |
MRSA 菌血症患者数の推移と抗MRSA 薬使用量の推移についての検討 | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年2月24日 | ○河口豊、田村昌代、石松昌己(中央検査部)、 北川誠子、藤井哲英(薬剤部)、平田早苗(看護部)、 大石智洋、寺田喜平(小児科) |
当院におけるmetallo β lactamase産生腸内細菌科細菌の薬剤感受性に関する検討 | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年2月24日 | ○寺田喜平(小児科)、平田早苗(看護部)、 石松昌己、河口豊(中央検査部)、萱智史、藤井哲英、北川誠子(薬剤部)、 大石智洋(小児科) |
ムンプスの再感染とワクチンの有効性 ―細胞性免疫による評価― | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年2月25日 | ○平田早苗(看護部)、河口豊、石松昌己(中央検査部)、 北川誠子、藤井哲英、萱智史、隅田英幸、玉田圭恵(薬剤部)、 大石智洋、寺田喜平(小児科) |
真菌血症対策に関する病棟看護師への指導と効果について | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年2月25日 | ○大石智洋(小児科)、平田早苗(看護部)、 石松昌己、河口豊(中央検査部)、藤井哲英、北川誠子(薬剤部)、 寺田喜平(小児科) |
病棟におけるパルボウイルスB19感染症発生時の調査および対応についての検討 | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年2月25日 | ○石松昌己、河口豊、田村昌代(中央検査部)、 藤井哲英、北川誠子(薬剤部)、平田早苗(看護部)、 大石智洋、寺田喜平(小児科) |
川崎医科大学附属病院のシャワー水および給水・給湯水におけるLegionella属菌の検出状況 | 第32回 日本環境感染学会総会・学術集会(神戸) |
2017年10月21日 | ○阿部真寿美,薦田理恵,森田早貴,山下真史,華房幸代, 勝村登美子,二宮洋子(薬剤部) |
当院における安全ながん化学療法への取り組み。インシデントからの改善 | 第56回日本薬学会・日本薬剤師会・ 日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会(徳島市) |
2017年11月4日 | 〇槇枝大貴,二宮洋子(薬剤部),田中奈緒美(看護部外来), 岡脇誠,山口佳之(臨床腫瘍科),小野浩重(就実大学大学院医療薬学研究科) |
当院における静注抗がん剤の過敏症発現状況とリスク因子の検討 | 第27回日本医療薬学会年会(千葉市) |
2017年11月4日 | 〇薦田理恵,森田早貴,安原景子,阿部真寿美,華房幸代,二宮洋子(薬剤部) | 看護師の医療用麻薬に関する意識調査 | 第27回日本医療薬学会年会(千葉市) |
2017年11月5日 | 〇北川誠子,藤井哲英,二宮洋子(薬剤部),勝村登美子(医療安全管理部), 平田早苗(看護部),石松昌己,河口豊(中央検査部), 大石智洋,寺田喜平(小児科) |
真菌血症における初期治療の検討 | 第27回日本医療薬学会年会(千葉市) |
2018年2月24日 | 〇藤井哲英,北川誠子,萱智史,隅田英幸,玉田佳恵,二宮洋子(薬剤部), 河口豊,石松昌己,田村昌代(中央検査部),世良紳語,平田早苗(看護部), 大石智洋,寺田喜平(小児科) |
小児患者におけるバンコマイシン塩酸塩注(VCM)の至適投与量の検討 | 第33回日本環境感染学会総会・学術集会(東京都) |
2018年2月24日 | 〇萱智史,藤井哲英,北川誠子,隅田英幸,玉田佳恵,二宮洋子(薬剤部), 河口豊,石松昌己(中央検査部),平田早苗(看護部), 大石智洋,寺田喜平(小児科) |
クロストリジウム・ディフィシル関連下痢症の再発を誘発する要因の検討 | 第33回日本環境感染学会総会・学術集会(東京都) |
2018年3月17日 | 〇槇枝大貴,二宮洋子(薬剤部),田中奈緒美(看護部外来), 岡脇誠,山口佳之(臨床腫瘍科),小野浩重(就実大学大学院医療薬学研究科) |
プラチナ系薬剤による過敏反応発現状況の違いとリスク因子の検討 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会2018(横浜市) |
2018年11月23日 | ○隅田英幸、槇枝大貴、二宮洋子(薬剤部) | 多発性骨髄腫治療薬 IMiDs 治療時の抗血栓療法の有用性に関する後方視的調査 | 第28回日本医療薬学会年会 (兵庫県神戸市、神戸コンベンションセンター) |
2018年11月24日 | 〇白井雄大、槇枝大貴、植木春香、亀尾剛士、 隅田英幸、二宮洋子(薬剤部) | 年齢と肥満度を考慮した投与量設定が造血器腫瘍のがん化学療法に及ぼす影響 | 第28回日本医療薬学会年会 (兵庫県神戸市、神戸コンベンションセンター) |
2018年11月24日 | 〇河本和、川﨑仁央、半田愛、藤井哲英、 北川誠子、 勝村登美子、二宮洋子(薬剤部) |
グラム陰性桿菌、菌血症患者に対するメロペネム初期投与量の妥当性評価 | 第28回日本医療薬学会年会 (兵庫県神戸市、神戸コンベンションセンター) |
2019年11月4日 | 〇金沢有希,山越 萌,藤原帆波,藤井哲英,北川誠子,勝村登美子, 小林美代子(薬剤部),庵谷千恵子,桑原篤憲(総合診療科) |
経口第三セフェム系抗菌薬処方回数の経年的変化 | 第29回日本医療薬学会年会(福岡県) |
2020年9月13日 | 〇萱 智史,藤井哲英,隅田英幸(薬剤部),河口 豊(中央検査部), 二宮洋子(医療安全管理室),吉岡大介(呼吸器内科), 大石智洋,尾内一信(小児科), |
最近10年間の小児のバンコマイシン使用例に対する検討 | 第68回化学療法学会学術集会 (神戸) |
2020年10月24日 | 〇三宅真史,久保木千晴,松島彩音,佐々木健介,亀尾剛士, 山下真史,藤井哲英,小林美代子(薬剤部),二宮洋子(医療安全管理室) |
S-1及びカペシタビンの腎機能を考慮した初期投与設定が治療効果と有害事象発現に及ぼす影響 | 第30回日本医療薬学会年会(WEB開催) |
2020年12月7日 | 〇二宮洋子(医療安全管理室), 黒川温子,藤井哲英,岸田佳恵,小林美代子(薬剤部), 和田秀穂(血液内科) |
抗HIV薬の医薬品リスク管理計画(Risk Management Plan:RMP)における記載内容の問題点の調査 | 第59回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会(WEB開催) |
2021年5月7日 | 〇萱 智史 藤井 哲英 隅田 英幸 森原 順子 隅田 優(薬剤部), 河口 豊(中央検査部),大石 智洋(小児科),吉岡 大介(呼吸器内科), 二宮 洋子(医療安全管理部),尾内 一信(医療福祉大学) |
重症心身障害児と他の小児におけるVCM使用例のTDMにおける血清シスタチンCの有用性について | 第69回日本化学療法学会 (パシフィコ横浜) |
2021年11月7日 | 〇萱 智史 藤井 哲英 隅田 英幸 森原 順子 隅田 優(薬剤部), 河口 豊 石松 昌己(中央検査部),大石 智洋(小児科), 吉岡 大介(呼吸器内科),二宮 洋子(医療安全管理部), 尾内 一信(医療福祉大学) |
小児科領域におけるバンコマイシン使用例の検討 | 第69回日本化学療法学会 西日本支部総会 (長良川国際会議場) |
2022年9月23日 | ◯佐々木健介 (薬剤部) | シスプラチン併用化学放射線療法施行患者におけるオランザピンの使用実績および使用後の血糖値変動の評価 | 第32回日本医療薬学会 (群馬県高崎市Gメッセ群馬) |
2022年9月24日 | ◯松島彩音 佐々木健介 亀尾剛士 隅田英幸 山下真史 藤井哲英, 小林美代子 (薬剤部) , 二宮洋子 (医療安全管理部) |
切除不能膵癌の二次治療以降の治療におけるnal-IRI/5-FU/LV療法と既存治療との有害事象の比較とその対策の検討 | 第32回日本医療薬学会 (群馬県高崎市Gメッセ群馬) |
2023年10月29日 | 〇光畑瑞稀,長谷井和真,木村優里,瀧上季美子,佐々木健介,亀尾剛士,松島彩音, 隅田英幸,山下真史,森田 早貴,宇田川理恵,安原景子,小林美代子(薬剤部), 二宮洋子(医療安全管理部) |
オピオイド投与患者に対するナルデメジンの使用状況とオピオイドの効果減弱についての検討 | 第62回日本薬学会・日本薬剤師会・ 日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会(高知) |
●分担執筆(共著)●
発行年月日 | 執筆者名(所属名) | 執筆 | 書名・pp.・発行所(地名) |
2019年3月28日 | 槇枝大貴(薬剤部) | 過敏症、インフュージョンリアクション | 臨床腫瘍薬学・pp.739-747・じほう(東京都) |
2019年3月31日 | 藤井哲英、 北川誠子(薬剤部) |
抗菌薬 | 看護学生・新人のための看護ケアに活かす感染対策ガイド改訂2版・pp.131-134・診断と治療社(東京都) |
●雑誌発表●
発行年月日 | 執筆者名(所属名) | 論 文 名 | 雑誌名・巻・号・pp |
2016年11月1日 | ○藤井哲英、北川誠子、二宮洋子、玉井恭子(薬剤部)、 河口豊、石松昌己(中央検査部)、平田早苗(看護部)、寺田喜平(小児科) |
2剤耐性から多剤耐性緑膿菌への移行における要因の検討 | 日本病院薬剤師会雑誌52巻・11号・1390-1394 |
2017年4月1日 | 〇隅田英幸,小西友里,藤井悠,藤井哲英,勝村登美子, 二宮洋子,玉井恭子(薬剤部),仁科惣治,日野啓輔(肝胆膵内科) |
ダクラタスビル・アスナプレビル2剤併用療法における薬剤師介入の有用性 | 日本病院薬剤師会雑誌Vol.53.4.403-410 |