後期臨床研修

各科専門医プログラム

眼科 川崎医科大学 眼科学教室

2025年度に専門研修を開始する予定の研修医は下記をご覧ください。

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

特色

当科は、新しい時代を迎えています。

平成16年度まで斜視・弱視、小児眼科あるいは神経眼科の領域で業績を上げてきました。この伝統に加え、平成17年度からは網膜硝子体疾患を最大の重要項目に掲げました。それに必要な眼科診療・検査機器から手術機器まで、大きなものから小さなものまで刷新し、最新のものを揃えています。当科の検査スタッフは国内でも最高レベルの検査技術を有しており、その研究成果を国内外の学会でも数多く報告しています。

現代の眼科手術の花形とも言える網膜硝子体疾患の手術件数は急速に増加しています。さらに特筆すべき点は、他大学と比べて早いうちから実際に手術を始めることができることです。白内障・網膜硝子体・緑内障手術・角膜移植術を含めた様々な症例を経験することができます。

研修医の皆さんへ

当科は、活気が溢れています。さらなるエネルギーの源になっていくのは研修医の皆さんです。当科は大学附属病院眼科の全国平均よりは少人数で構成されています。このことは、医師の一人ひとりが経験できる臨床の量が他施設よりも多いことを意味しています。真に求められ、研修ができ働き甲斐のある眼科臨床の場、それが川崎医科大学附属病院眼科です。さあ、共に網膜硝子体疾患を中心にした眼科臨床の新しいフロンティアを目指して驀進しましょう。

研修プログラム

シニアレジデントとして6年間の研修ができます。その後は希望により3年間チーフレジデントとして研修医の指導に当たることができます。

この間に大学院進学ができます。学位取得後は教育・研究スタッフとして長期間にわたり大学・附属病院で活躍できます。また、研修連携病院で地域医療により密着した研修を行うこともできます。

研修実績

多くの学位取得者や留学生を送り出してきました。今後は、毎年の国際学会での発表をはじめ、ソフィスティケートされた眼科臨床を実践していくための研修を計画しています。

取得できる資格、経験できる症例、手技など

新卒後研修システムでは、卒後臨床研修も含め6年以上の臨床経験で日本専門医機構認定眼科専門医の受験資格が生じます。4年間に関与する眼科手術は100例以上(外眼手術、内眼手術、及びレーザー手術が、それぞれ執刀医として20例以上を含む)です。その他に、眼科臨床に必要な基礎的知識と技能・一般初期救急医療に関する技能の習得、学会報告、論文作成等を行います、皆で資格取得を応援しています。研修医が積極的に手術を施行し、経験を積んでいけるシステムを組んでいます。