後期臨床研修


複数科自由設計プログラム

オーダーメイドの後期臨床研修プログラム:複数科自由設計プログラム

募集は若干名とします。

プログラム責任者
和田 秀穂
研修期間
1~2年間。1年単位で2年間まで可能です。

研修内容

希望する複数科を自由に選択可能です。ただし、1科の期間は4カ月~12カ月までとします。

特記事項

初期臨床研修終了後に将来の専攻専門科を決めかねる場合、あるいは、各科専門医後期臨床研修プログラムを終了後に関連科を広く研修し総合的能力を付けるために本プログラムを利用します。

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

特色

2年間の初期臨床研修終了後の進路をどのように考え、決定すれば良いのでしょうか?決めかねている方も少なくないでしょう。自らの将来を見据え、自分の考えでオーダーメイドの後期臨床研修プログラムを作成してみませんか。その機会を提供するのがこの自由設計プログラムです。

研修医の皆さんへ

専門性の高い後期臨床研修にいきなり入る前に、さらに複数科を研修し総合的な能力を獲得することは、決して寄り道ではありません。むしろ臨床医として必要とされる幅広い能力の獲得には望ましいといえるかも知れません。全身疾患を診ることのできる総合能力と、同時に複数の高い専門性を獲得することが望ましいのではないでしょうか。専門性の追求と同時に総合能力を獲得すること、臨床医として常に念頭に置くべき目標といえます。広大な裾野を持ち、かつ高くそびえる頂をもった山のような医師を目指しましょう。

以下のような考えを持っている研修医の方に、この自由設計プログラムを利用していただきたいと考えています。

  1. 初期臨床研修終了時点でまだ将来の専門科を絞り込めない。
  2. 複数の希望科があり、さらに研修を重ねてから決定したい。
  3. 将来の専門科は決定しているが、関連する複数科をまず研修したい。
  4. 複数科の研修を継続し総合能力を付けたい。

研修プログラム

4カ月、6カ月、12カ月を単位として、1年あるいは2年間、希望する科で研修することが可能です。例えば、4カ月を単位として2年間研修すれば最大6科で研修可能です。

  • 例1 : 内科A科4カ月、小児科4カ月、救急4カ月
  • 例2 : 内科A科6カ月、総合診療科6カ月
  • 例3 : 皮膚科6カ月、放射線科6カ月、消化器外科12カ月(計2年間)