後期臨床研修

各科専門医プログラム

消化器外科 川崎医科大学 消化器外科学教室

平成31年度に専門研修を開始する予定の研修医は下記をご覧ください。

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

消化器外科は上部消化管、下部消化管、肝胆膵の3領域によって構成されています。それぞれの領域でチーフを中心として診療を行っています。3領域とも悪性疾患を扱うことが多く、最高レベルの手術手技はもちろんのこと、術前・術後の化学療法などにも精通できるよう教育を行っています。

当科では、新専門医制度のもと、心臓血管外科・呼吸器外科・乳腺外科・小児外科と連帯し、川崎医科大学附属病院が基幹施設となり、川崎医科大学外科専門研修プログラムを整備しました。今年度のプログラムでは、大阪ではJCHO大阪病院(旧大阪厚生年金病院)、市立吹田市民病院、KKR大手前病院、岡山では津山中央病院、矢掛町国民健康保険病院、広島では広島市民病院、山口ではJCHO徳山中央病院、済生会下関総合病院、愛媛では四国がんセンター、香川では総合病院回生病院、と瀬戸内一円に連携病院を配置する予定で、希望の病院で研修することが可能です。川崎医科大学附属病院でも相当数の症例を経験できますが、消化器外科では最低1年間、これらの病院で研修をしていただく予定です。

良き外科医は良さ内科医でないといけないとも考えています。手術を受ける患者さんは、糖尿病、心臓病、肝臓病、腎臓病、呼吸器疾患など様々な併存疾患を持っています。それぞれの疾患を理解していないと術前、術後の管理ができません。我々のところで後期の研修が終えたときには、手術だけでなく、全身管理ができる、底力のある医師になっているものと確信しています。

研修プログラム

シニアレジデントとして最長6年間の研修が可能です。途中、大学院進学、連携病院研修、国内外の留学も相談に応じます。その後、指導者への道として5年間のチーフレジデント制があります。

研修実績

手術症例数は年間700例です。そのうち、約2割が緊急手術です。臨床研究にも参加し、国内、国際学会で演者として発表しています。内視鏡手術の練習を院内(年に12回)と院外(年に1回福島県又は静岡県)で実施しており好評です。

取得できる資格、経験できる症例、手技など

後期臨床研修終了時には外科専門医制度専門医取得を最低限の目標としています。当科には外科学会指導医が4名在籍しています。外科専門医取得には手術経験数が350例以上、術者として120例以上、登録されていることが必要ですが、どちらも3年間で十分可能です。手術は実際に執刀しないと上達しません。執刀はアッペ、ヘルニアといった入門編から始まり、次に胆石症(開腹、ラバロ)、さらに、胃・腸、肝胆膵の手術へと進んでいきます。外科専門医以外に取得できる専門医資格は、消化器外科学会専門医、消化器病専門医、がん治療認定医、内視鏡外科学会技術認定医、肝胆膵外科学会高度技能専門医などがあります。学位(医学博士)に関しては、大学院で修得することも重要です。臨床に携わり種々の専門医資格を目指しながら、学位を修得する制度(在職進学制度)もあります。