後期臨床研修
各科専門医プログラム
呼吸器外科 川崎医科大学 呼吸器外科学教室
2024年度に専門研修を開始する予定の研修医は下記をご覧ください。
プログラムの特色と研修医へのメッセージ
当科の目標は優れたSurgical Oncologistの養成です。呼吸器のみならず様々な臓器のがん治療に精通したがんのプロフェッショナルを育てることを目指しています。そのために、がんセンターなどの連携施設で多くの疾患、手術を経験してもらい、その上で呼吸器外科を極めてもらいたいと考えています。当院並びに連携施設で豊富な手術件数を経験できますから、外科専門医は最短期間で取得することができます。また、呼吸器外科分野では肺悪性腫瘍から膿胸に至るまで幅広い呼吸器疾患を扱っているため、呼吸器外科専門医、がん治療認定医の取得に必要な手術もすぐに経験できます。Oncologistとして化学療法、放射線療法、緩和医療も最新の治療を経験することができます。
研修医の皆さんへ
呼吸器外科は開設されて10年目の診療科です。『和気藹々と切磋琢磨する』をモットーにスタッフ全員が毎日診療に勉強に頑張っています。がん診療に興味を持ち、地域医療に貢献する熱意を持った研修医を歓迎します。
研修プログラム
1年目 | 川崎医科大学附属病院で呼吸器外科研修 |
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2年目、3年目 | 連携施設で一般外科研修 |
4年目 | 川崎医科大学附属病院で呼吸器外科研修(大学院進学も可) |
取得できる資格、経験できる症例、手技など
呼吸器外科では、以下のような治療を経験できます。
- 標準的呼吸器外科手術(開胸・肺葉切除・肺全摘・拡大胸腺全摘術)の術者
- 胸腔鏡手術の術者
- 気管支内視鏡を用いたインターベンション(ステント留置・レーザー治療など)
- 術前後のがん化学療法
- 緩和医療
連携施設では、消化管・肝胆膵・乳腺の外科的手技を経験できます。
以下の資格の取得が可能です。
- 外科専門医
- 呼吸器外科専門医
- がん治療認定医