更新:2024年4月1日
消化器内科
消化器内科に入院される患者さんは、大腸ポリープや胃・十二指腸潰瘍、肝硬変など様々な疾患で入院されています。患者さんの病状と生活状況に合わせて自宅での食事療法の指導を行っています。
また、疾患の症状や化学療法による副作用などによって食事が進まない方に対しては症状や嗜好に合わせて食事の調整を行っています。
外来・入院個人栄養指導では食事指導だけでなくINBODYによる体組成の評価も行っています。
主に関わる疾患
- 大腸ポリープ
- 胃・十二指腸潰瘍
- クローン病
- 潰瘍性大腸炎
- 肝硬変
- 脂肪肝
- 膵炎
- がん など
代表的な献立例
- F全(脂質コントロール食)
- 腸管の安静の為に脂質を抑え、炭水化物からエネルギーを補給する食事です。
脂質を制限するため3食では栄養量が少ないため、15時のおやつを提供しています。
主な行事
- 外来クローン病教室
- 外来クローン病教室は、クローン病の患者さんが食事療法を継続し、充実した食生活が送れるように実際に食事をしながら情報提供を行うことをコンセプトとしています。低脂肪かつ低残渣の食事は、材料が限られたり、献立が単調になりがちなので、普段食べることのないような料理を低脂肪・低残渣食にアレンジして紹介しています。
2019年のクローン病教室は、「見て、食べて、食事療法を楽しもう!家庭で作れる油を使わない中華料理」というテーマで開催しました。
(現在は新型コロナウイルス感染対策のため中止しています)