更新:2024年4月1日

消化器外科|下部消化管

治療している主な病気

下部消化管

小腸疾患

小腸疾患すべて扱っていますが主なものに以下のものがあります。

小腸悪性疾患

がん、GIST(良性、悪性)、など。小腸は悪性疾患が少ない臓器ですが、術前検査が困難な臓器でもあります。痛みが少なく、傷が小さな腹腔鏡を用いた治療、検査が可能です。

小腸良性疾患

クローン病、腸管ベーチェット、ポリープ、 憩室 などからの出血性病変などは、内科的治療にて改善がみられないとき初めて外科的治療を考慮します。

腸閉塞;癒着性、その他

手術はなるべくしないのを原則としています。ただ、絶飲食、輸液、イレウス管による内科的治療で良くならないときには手術を検討します。

大腸疾患

大腸とは結腸と直腸の総称です。我々は大腸疾患すべてを扱っていますが、主なものは以下のとおりです。多くの場合、痛みが少なく、傷が小さな腹腔鏡を用いた検査、治療が可能です。

大腸悪性疾患

大腸がん、家族性ポリポージス、カルチノイド、GIST(良性、悪性)などを多く扱っています。大腸がんは手術だけでなく化学療法と組み合わせると延命効果が上がることが立証されているため、専門医が病状に合わせた治療法を計画します。腹腔鏡を用いた手術も積極的に取り入れており、良好な治療成績を出しています。

大腸良性疾患

内科的治療にて改善がみられないとき初めて外科的治療を考慮します。クローン病、潰瘍性大腸炎、人工肛門造設と閉鎖などを多く扱っています。痛みが少なく、傷が小さな腹腔鏡を用いた治療、検査が可能です。

肛門疾患

良性疾患がほとんどですので手術はなるべくしないのが原則です。しかし生活に支障きたす程度のときには手術が必要となります。扱っている疾患には、直腸脱、痔核(いぼ痔)、痔瘻(じろう)、裂肛(切れ痔)などがあります。