ビジネス渡航者等に向けたPCR検査(自費)について
現在、多くの国が、入国者に対して新型コロナウイルス感染症のリスクを評価した診断書の提出を求めています。この状況を受けて、当院では、ビジネス渡航等における新型コロナウイルス感染症のPCR検査(自費)を行い「ビジネス渡航者等の新型コロナウイルスPCR検査の診断書」を発行しています。(英文の診断書のみです。他言語での診断書には対応していません。)
また、当院は中国駐大阪総領事館の指定検査機関として指定されているため、中国への渡航者に求められる「血清IgM抗体検査」にも対応しており、大使館・総領事館指定フォーマットによる検査証明書を発行しています。
当院で「新型コロナウイルスのPCR検査に関する診断書」を作成する条件
- ビジネス渡航または観光以外の長期滞在(2週間以上)を目的とする渡航であること
- 渡航国や渡航日が決定していること
- 渡航国の政府等公的機関により「新型コロナウイルス感染症に関する健康診断書」が要求されていること
- ※渡航国所定の書類、検査や書類の有効期間などは、ご自身でご確認下さい。
以下、ご参考(外部サイトへリンクします)
・新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限(外務省海外安全ホームページ) - ・国際的な人の往来再開に向けた段階的措置について(外務省ホームページ)
- ※当院で発行する診断書のサンプルはこちら
予約方法と受診について
予約方法
- 予約センター直通電話
- 086-464-1548 電話をしていただく時間帯により、回線が大変込み合うことがあり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご了承ください。
- 完全予約制です(当日予約はできません)。予約は電話でのみ受け付けています。
- 1日に実施できるPCR検査は6件です。余裕をもってご予約ください。
- 予約時に、名前、緊急連絡先、渡航国、渡航日、渡航目的及び渡航期間、所属企業等を確認させていただきます。
- 受診料金の支払いについて、所属企業への直接請求(後払い)を希望される場合は、その旨をお伝えください。
電話受付時間
事前にメール・FAXいただくもの
- 渡航国から求められている所定書類(所定書類がある場合)
- 国際旅券(パスポート)のコピー
- 送付先
- 川崎医科大学附属病院 医事課
E-mail:ijika@med.kawasaki-m.ac.jp
FAX:086-464-1048
受診日にご持参いただくもの
- 国際旅券(パスポート)
- 保険証(お持ちの方のみ)
- 診察カード(当院受診歴のある方)
受診日の流れ
原則2回来院していただきます。マスクを着用してご来院ください。
また、祝日、創立記念日(6月1日)、年末年始休暇(12月29日~1月3日)の前日はPCR検査ができませんのでご了承ください。
- 1回目(医師の診察、PCR検査実施)
- 月曜日~木曜日 9時30分~10時30分
※来院が10時30分を過ぎた場合は、原則受付できません。 - 2回目(検査結果の通知、診断書の発行)
- 火曜日~金曜日 9時30分~11時
※原則、翌日に検査結果の通知と診断書の発行をいたします。
※検査結果が陽性の場合は判明次第、ただちにご本人へ連絡いたします。
料金について
- 料金の目安は、合計 44,000円(税込)です。
(受診料、PCR検査料、当院既定の診断書料を含む) - 中国への渡航者は、55,000円(税込)が料金の目安です。
(受診料、PCR検査料、血清IgM抗体検査料、中国駐大阪総領事館指定の検査結果証明書料を含む) - 受診者の求めにより、追加の証明書等を発行する場合は1枚につき3,300円を別途いただきます。
その他
- 当院は鼻咽頭ぬぐい液を検体とするリアルタイムPCR法による検査・分析を院内で実施しています。
- 検査方法は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針」に準拠しています。
検査制度の確保に係る責任者 | 中央検査部 通山 薫 |
---|
注意事項
新型コロナウイルス感染症は、症状がなくても感染を認めることがあります。
PCR検査の結果が陽性となった場合には、感染症法に基づいて保健所に届出を行います。
感染者と認められた場合には、法律に基づき隔離等の対応がとられるため、保健所の指示に従うこととなります。
入国時や入国後の対応は、渡航国の方針に従ってください。
PCR検査の診断書は、入国を確実に保証するものではありません。
また、入国後の活動制限をなくす保証があるものではありません。