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認知症について

更新日:2016/01/01

《ただのもの忘れ》に、ご注意を ◆神経内科からのアドバイス

認知症は誰でもかかる可能性のある病気です。

認知症の症状の一つに「もの忘れ」がありますが、誰でも年齢を
重ねるにつれ、記憶力は少しずつ悪くなり、ある程度の「もの忘れ」は出てきます。
しかし、病気による「もの忘れ」もあるのです。

では「認知症」とは、どういう状態か。
「認知症」とは、もともと正常に発達していた知能が、何らかの脳の障害によって進行性
に低下した状態をいいます。

つまり、「もの忘れ」を含む様々な認知機能の低下により、
仕事や通常の社会生活に支障をきたす状態です。

「うっかり約束の時間を忘れてしまった」、「昨日食べた物の内容を一部忘れた」、
といった程度のもの忘れではなく、「約束したこと自体を忘れた」、
「昨日食べたかどうかを忘れた」、といった出来事をすっかり忘れてしまいます。

普通の人なら当たり前にわかるようなことが、わからなくなる状態なのです。

     認知症

認知症は症状や状態を表す言葉であり、認知症は病名ではありません。
認知症をひき起こす病気には、アルツハイマー病や脳梗塞だけでなく、
ビタミン不足や慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など治せる病気も含まれます。

神経内科では、もの忘れが心配な方、認知症の治療や介護で
悩んでいるご家族を対象に平成13年から専門外来「もの忘れ外来」を開設しています。
認知症に対する正しい診断と治療について知りたい方はご予約ください。

神経内科 医長 久徳 弓子

安心して暮らせる地域とは? ◆認知症疾患医療センターからのアドバイス

「年を重ねても、できるだけ自分の力で好きな場所で過ごしたい。」
誰しも願うことではないでしょうか。
これからどうなるかわからないことには、人は不安を抱きやすいものです。

しかし、一人でできることには限界があります。
病気だけでなく生活のこと、今だけでなくこれからのことも…
「医療」と「福祉」をつなぐ地域連携パス「倉敷市健康パスポート」は、
本人・家族だけでなく、支援者の想いを繋ぎ、
希望を伝え不安を安心に変える取り組みの1つです。

臨床心理センター 臨床心理士 吉武 亜紀


K-style vol.45 2016新年号より
no.45

執筆者

医長(講師) 久徳 弓子 Yumiko Kutoku
専門分野 神経疾患全般、認知症、高次脳機能障害

認定医・専門医・指導医 日本内科学会認定内科医・指導医、日本神経学会神経内科専門医、日本認知症学会専門医

出身大学
川崎医科大学 H13.3 卒業

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