川崎医大附属病院 50周年記念誌
60/94

●研修医ICLSコース「ICLS」(ImmediateCardiacLifeSupport)は医療従事者のための蘇生トレーニングコース。蘇生のために必要な技術や、蘇生現場でのチーム医療を身につける。●スキルアップセミナー研修医オリエンテーション期間中、研修医2年が1年に対してセミナーを企画する。●初期研修医辞令交付式毎年4月1日には辞令交付式が行われ、病院長から辞令が手渡される。卒後臨床研修センター委員会 発足2020(2月)良医育成支援センター開設※レジデント教育委員会と卒後臨床研修センター委員会(現:卒後臨床研修委員会)の両委員会の業務を良医育成支援センターが踏襲(4月)良医育成支援センター稼働開始(センター長、副センター長、センター長補佐3名、事務職員3名)※卒後臨床研修部門(初期研修医の支援)、レジデント研修部門(後期研修医の支援)の業務を行う良医育成支援センター運営委員会 発足58 幅広い専門知識と技能はもちろん、患者から信頼される豊かな人間性を有し、実践に根差した全人的治療ができるだけでなく、専門性のある研究マインドを持ち、新しい医学に挑戦できる「良医」の育成を目指している。研修プログラム・教育プログラムの立案、研修医の評価・指導、研修医担当指導医の教育と養成を行っている。各科研修のほかにも、研修医を対象にさまざまなセミナーやワークショップを開催し、グループワークを通して能動的な研修も行っている。また、専門医取得を目指すシニアレジデントに対して、要望に応じた支援体制を整えている。 指導医と研修医の垣根が低く、研修医が何でも相談しやすい環境を作っており、アットホームな雰囲気である。研修医同士の情報交換の場でもあり、休憩場所でもあり、気軽に立ち寄れる場所となっている。リアリティを追求した臨床教育研修センター「模擬病棟」附属病院の病棟を実習用に完全再現。スタッフステーション、病室(一般病室、ICU)などから構成。研修医のみならず多職種が研修などに利用している。(2007年開設)良医育成支援センターのあゆみ1974附属病院開院と同時にレジデント教育委員会発足研修医、レジデントの採用、教育、服務、院外研修、評価など卒後教育に関する広範囲な問題を扱い、検討する2004新医師臨床研修制度の開始センターの特色主な行事良医育成支援センター若手医師一人ひとりにきめ細かく寄り添い充実の教育・研修プログラムで良医を育成

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る