●がん診療連携拠点病院として●地域への情報発信市民を対象とした公開講座患者宅訪門名称変更を開始受付開始がんサロンの開催医療機関訪問57 患者診療支援センターは、医療福祉相談室、患者相談窓口、がん相談支援センター、地域医療連携室、脳卒中相談窓口の五部門で構成され、より質の高い医療サービスの提供を目的として医療ソーシャルワーカーと事務職員が業務に当たっている。 患者の前方支援となる地域医療連携室では、紹介患者の予約調整や医療機関訪問などを通じて地域医療連携を推進している。後方支援を担う医療福祉相談室では「明るく、元気に、笑顔で」をモットーに患者やその家族が抱えているさまざまな問題に向き合い、退院の支援や生活上のアドバイスなどを行っている。また、入院患者の受け入れや退院支援を一元管理している「ベッドコントロールセンター」、入院前から患者情報を把握し、スムーズな入退院支援を行っている「入退院サポートセンター」とも密に連携し、入院患者への切れ目のないサポートと、地域の医療機関との円滑な関係を築く役割を担っている。地域医療機関向け広報誌「きずな。」(毎月発信)顔の見える連携 連携強化のため、県内各地の医療機関を年間約900件訪問(2022年度実績)。地域医療に携わる医師・スタッフに直接話を伺い、医療ニーズを把握することを目的としている。いただいた意見は当院の診療業務の質の向上へ役立てている。2005「患者相談室」を「患者相談窓口」へ2008地域がん診療連携拠点病院の指定を受け「がん相談支援センター」を開設「第1回 紹介医懇話会」開催2012「ベッドコントロールセンター」開設2014「入退院サポートセンター」開設2016「認知症疾患医療センター」が独立2018病診連携強化のため医療機関訪問2022「脳卒中相談窓口」開設2023地域医療機関からのオンライン予約患者診療支援センターのあゆみ2003患者診療支援センター開設。スタッフ5人(センター長、地域医療連携室事務職員2、医療福祉相談室MSW2)医療福祉相談室、地域医療連携室、患者相談室、老人性痴呆疾患センター(現・認知症疾患医療センター)の四部門を統合地域医療機関向け広報誌『川崎医科大学附属病院NEWS』(現・『川崎医科大学附属病院きずな。』)をFAXで配信開始主な地域連携活動(患者・一般・医療機関向け)患者診療支援センター明るく元気に笑顔で患者、家族、地域の医療機関を支援し顔の見える連携に真摯に取り組む
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