以後、1987年、1992年に実用化研究実施(旧)処置室(旧)救急部受付重症処置室救急車から患者搬送48 岡山県初の救命救急センターとして1979年に開設以来、40年以上にわたって救急医療に携わり、救急疾患を抱えた患者が安心して受診できるよう、24時間365日、救急科専門医を中心に、全科を挙げて専門性の高い救急医療体制をとっている。特に、県下のすべての重症患者に高度な医療を提供できるよう10床のICUを有しているのも大きな特徴。開設当初より、軽症から重症までの診療を行っており、臨床教育の面でも画期的な実績を上げている。 また、ドクターヘリを国内で最初に運航開始し、消防機関や病院からの要請で、医師と看護師が平均5分以内に出動、早期医療介入、迅速な救急搬送を行うなど、地域救急医療に貢献している。高度救命救急センターのあゆみ1976救急部(現・救急科)開設(医師3名、看護婦1名、事務1名) ※昼間診療のみ1977救急部による24時間救急業務開始(医師6名、看護婦4名、5床 ※本館10階東病棟)1979救命棟竣工。県下初の救命救急センターとして開設(医師14名、看護婦22名、35床(※当初はICU6床、一般病床29床))1980救命救急センター 全病床運用開始(ICU10床、一般病床46床)1981ドクターヘリ救急搬送テスト1994高度救命救急センター認可1997附属病院が災害拠点病院(地域災害医療センター)として指定2001ドクターヘリ運航開始2009北館棟竣工。北館棟に移転(1階救急外来、3階SCU、4階救急ICU・病棟)2011東日本大震災発生、DMAT活動2013ドクターヘリ安全運航5,000回記念2016熊本地震発生、DMAT活動2018西日本豪雨災害発災。附属病院が県南西部DMAT活動拠点本部に指定2024能登半島地震発生、DMAT活動写真でみる高度救命救急センター(旧)救急外来 (1979〜2009年)高度救命救急センター病院全体一丸となった救急医療体制ですべての患者により良い医療を24時間行う
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