川崎医大附属病院 50周年記念誌
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旧旧新 自動腹膜灌流装置 (2019年)新 血液浄化装置(新型)旧 血液浄化装置(旧型)新 透析通信システム (2013年)ACH-07S手書きの透析記録ツインバッグACH-10Future Net Web(FWN)ACH-ΣPlus iかぐや43 装置の進歩01 血液浄化装置の高度化1990年以降、重症患者に対してはICUや病棟などで24時間の持続血液透析を開始。現在では、除水制御やフェイルセーフなどの安全制御機構を備え、数分で透析が施行可能な回路がワンタッチキット化された装置に変更し、より安全かつ迅速な対応を実現している。 装置の進歩02 透析装置と電子カルテの完全オンライン化体重計と連動した透析装置の自動設定や、治療施行データの自動送信による施行記録のリアルタイム作成、電子カルテへの自動送信によるコスト算定等が可能となり、スタッフが患者ケアや高難度の透析治療の検討などに注力できる環境の構築に貢献している。 装置の進歩03 遠隔モニタリングによる在宅医療の円滑化在宅医療ニーズの高まりにより、腹膜透析にも注目が集まっている。より円滑な在宅医療の実現に向け、遠隔モニタリングが可能な自動腹膜灌流装置をいち早く導入。患者のライフスタイルの維持や社会復帰に寄与している。複写用紙による透析記録、指示簿用手式持続携行式腹膜透析歴史を物語る モノ・装置

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